第35話



「一軒家じゃないから少し狭いけどくつろいでて」


といいソファーなどが置いてあるリビングに案内された


「奥に瑞希のほぼ使ってない寝るだけの寝室兼私のメイク道具とか服おいてあるからそこだけ入らないように」


といいキッチンに歩いて行く


「あれ?結月はどこで寝るの?」


「あー私はそのソファーベッドで寝てる、まぁ居ない時は瑞希の布団つかってるけどね」


「家にいる結月がソファーなんだ」


「まぁ姫様だからね、あっこの家男連れ込むのNGにしてるから瑞希には内緒で!」


「え!?大丈夫?」


「あーそうしとかないと男連れ込んでヤリ部屋にされたくないからね、声聞きながら寝れないし間違えて襲われたくないしね」


「あー…色々大変っすね」


「だろ?あとは私が余り他人を家に上げたくないのもあるかな」


といいながら料理を温め直している


「俺はよかったの?」


「うん…橙李は特別」


「あざっす」


「ほら出来たから食べよ」


といいながら運ばれてきたのは味噌汁にほうれん草のお浸し、親子丼だった


「ごめんね、簡単な物で」


と照れ臭そうに言うので


「いえ、美味しそうなんで早く食べたい!!いただきます!!」


といい味噌汁からいただき、お浸し、親子丼と食べ進める


「…どう?」


と凄い不安そうな顔をしているので


「めっちゃ美味しい!!」


と満面の笑みで伝えると、ハッと笑顔になり


「よかった…でも橙李の方が美味しく作れるでしょ?」


「あー俺実は作れなくはないんだけど、和食とお菓子作り苦手なんだ、特にお菓子は本当に苦手で誰かに食べさせるとか出来るレベルじゃないんだ」


「え!?でも前に作ってもらっただし巻きとか美味しかったよ?」


「んー自分ではそこまで納得いってない感じ、特に味噌汁は自分の作ったのより他の人が作ったのが好きかな、…だからじゃないんだけど結月の味噌汁今まで飲んだ中で1番好きな味かな」


「…嘘くさいよ?」


と照れながら言ってくるので


「いや本当に!!…毎日飲みたいなって…落ち着く味」


「恥ずかしいからヤメロ!!」


「うん、あっでも他のも美味しいよ。ありがとう」


「…がんばってよかった」


といい残りを食べ進めた。さっきの会話のせいで2人ともぎこちない会話をしながらになってしまったが照れてる結月が可愛くてしかたなかった。


「「ごちそうさまでした」」


「本当に美味しいかったよ、ありがとう。洗い物はおれがするよ」


「ん、なら2人でやろ?私食器拭くからさ」


といい2人で後片付けをしてソファーに座って映画を見る事にした内容はまさかのスプラッタ系の映画だった。


聞いたらグロい系やホラーも好きらしい、流石ドSの姉様って思ったのは黙っておこうと心に誓った

映画みたりドラマ見るのが好きらしい


「いやーグロかったねー、大丈夫?」


「ん?大丈夫だけど、なぜ楽しそう?」


「ん?まぁこうゆうのが好きってのもあるけど、橙李の前では飾らずに好きな物、嫌いな物知ってもらいたいと思ってね」


「なるほどね、でもいいねこういうのも」


「ん?」


「あまり2人でのんびりする事って無かったから」


「あー確かにね、…ねぇちょっといいかな?」


といい、テレビをけす


「うん」


「えっとね…前に橙李好きっていったんだけど、今はもっと好きになってる、で待ってって言ったのは、私多分好きな人に依存しちゃうんだよね」


「依存?」


「うん、その人に依存して、何されてもゆるしちゃうんだよね、だから浮気されても許すし、見てみないふりをする。

だからそこを直したくてまってほしかったんだけど…」


「んー依存ってよくわからないけど、そんな気にしなくていいんじゃないかな?」


「え?」


「いやだって好きだからその人にいて欲しい、見られたいって思うの普通だと思うから、まぁ童貞の考えだから重いとは思うけどね」


「ううん。ありがとう、…ねぇこっちきて」


と手を掴まれてソファーに転げ近くにあったブランケットをうえから羽織り2人で抱き合う形で寝た


「…やっぱ橙李の匂い落ち着く」


「ちょっと急には…」


動揺してあたふたしていると胸に顔を埋めながら結月が


「だって我慢出来なかったんだもん…」


「その言い方はずるい!」


「ふふ…可愛いでしょ?」


「うん」


「…ねーねー、橙李…好き」


と言いながら上目遣いで見つめてきた。

顔は凄い赤くなっているが自分の心臓の音が早く大きくなっているの分かるくらいこちらも恥ずかしかった。


「俺も好きだよ」


「…改めて言うの恥ずかしいけど…付き合わない?もう我慢できない、橙李が欲しい…橙李誰かに取られたくない、私だけの橙李になって…」


といいながら強く抱きしめられた。


「…俺でいいの?」


「橙李じゃなきゃヤダ…ただ言いたい事とか我慢しちゃうかもだし、我慢しなかったら私我儘だし、嫉妬深いし、めんどくさいけど大丈夫?」


「…俺にだけなら嬉しすぎるけど」


「橙李なかなか重い考えだね、流石拗らせ童貞」


「うるさいよ!!」


「ふふ、っで返事は?」


「俺でよかったら是非よろしくお願い申し上げます。」


「なぜ敬語!?」


「いや、緊張して…」


「ふふ、とーりー♡」


と少し体を話し少しよじ登ってきたと思ったらまた抱きついてきて頬を擦り付けてきた


「ッッどしたの?」


「ん〜甘えたかったの、橙李の匂いも好き」


「デレデレっすね」


「…だって結構我慢したし、ずっと一緒に居るから…」


「まぁそれは俺も同じだから嬉しいけど…ちょっと…」


「!!っふふ、またなってる。やっぱ大きい…」


「ちょっ触られたら…」


「ん〜どしたのかなぁ?、…ね橙李」


そういい顔を近づけ唇を奪われた


「!!ッッ」


そのまま2度目の大人のキスを楽しんだ


色々あり果ててしまった時にキスをやめて


「ふふ…顔がふやけてるよ」


「…大人って凄いっすね」


「…私だって自分からこんな事するの初めてだし、…てか…凄い」


「それ以上は言わせないよ!!」


「ふふ、調子乗っちゃったけど、今ないから本番は今度ね」


「…はい」


「でも橙李の触り方も」


「だから色々ダメになるから!!」


「はーい、綺麗にしたしおいで橙李」


と再び抱きしめられ


「これからも沢山イチャイチャしようね」


「はい、ご指導のほどよろしくお願いします」


「はいよ、ってか思ってたんだけど、昨日もしかして寝てない?」


「…はい、あの後も他の人の相談のったりして帰りに少し寝たくらいかな、」


「なら少し一緒に昼寝する?私も眠いし…橙李に抱きしめて寝るの好き」


「…俺も…結月の匂い好き…ヤバい落ちそう」


「…ん…ゆっくり寝て…おやすみ、大好きだよ」


「…ん…おやすみ…大好き」


と伝え軽いキスをするとゆっくりと意識を手放した





_______________________



ここからちょっとエロ要素が入ってきます。

もし苦手、無い方がいいと言うご意見ありましたら聞かせて下さい。よろしくお願いします。

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