第49話
「・・・分かりました。また、後日連絡を―」
事情を一から十まで話て、やっと聴取が終わった。
果たして、どうなるのか。
煽られたからと言っても、流石に暴力は駄目だろう。
何かしらの罪に問われるのかと思っていたが、後日、俺が殴った警察官の父親が来た。
「この度は、うちの馬鹿息子が申し訳ありませんでした」
「え、はぁ」
玄関を開けて、第一声は謝罪だった。
どうやら、父親はまともな人である、とは、思わなかった。
謝罪に来たのは分かる。
だが、この場にはその当の本人は居ず、父親だけが、俺へ謝罪しに来たのだ。
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