第30話
『俺はな。お前と鈴木が付き合えばいいと思ってるんだ。今日はゆっくり二人でしてくれ』
それだけ言い残して、電話を切られた。
俺の中には疑問しか浮かばなかった。
社長室にて。
・・・茂は、分かっていない。
友達として、俺は忠告しているのに。
気づいたのは、もうかなり前になる。
あの
この事を茂に伝えようとした。が、橋本は、俺を脅してきた。
その脅しは、俺の会社が潰れるかもしれないくらいの脅しだった。
だが、
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