第72話 女友達との日々は変わっていく

「はー、やっぱHカップは最高だよな。しかもダブルとかもう……」


「わー、わー♡ おっぱいに顔ぐにぐに押しつけちゃダメー♡」

「やーん♡ ボクらの乳首、こすれちゃってきゅんきゅんしちゃいます!♡」


 湊は、朝日奈ツインズのHカップの生おっぱいの柔らかさを味わっているところだ。


 場所は、朝日奈姉妹の部屋。


 ベッドの上に三人で並んで座り――

 朝日とひぃなは、二人とも制服の前をはだけ、ブラジャーも外してHカップの巨乳をあらわにしている。


「ボ、ボクとお姉ちゃんのおっぱいでお顔挟んで――こ、こうするんでしたっけ?」

「おおっ……!」

「ひぃなちゃん、もっと強くおっぱい押しつけてあげよーよ♡」

「あ、ああ……おっぱいならいくら強く挟まれても気持ちいいだけだからな」


 朝日とひぃなが並んで座り、朝日の左おっぱいとひぃなの右おっぱいの間に、湊の顔が挟まれている。


 双子は自分のおっぱいを掴んで、ぐいぐいと強く押しつけてくる。


「こ、こんなのがいいんだー? もー、トナミってば変なことばっか♡」

「あんっ、ボクらのおっぱいの間でモゾモゾしたらくすぐった……ああんっ♡」


「いや、やっぱゲーマーたる者、一度はぱふぱふに憧れるもんだし」

「ぱふぱふって♡ すんごい頭悪いネーミングだねー♡」

「意味知らなくても、なんとなくわかりますね!」


 しばし、双子のおっぱいに顔を挟んでもらって、遊んで――


「ふぅ……次はどうしようかな」

「も、もー……久しぶりだからって手加減なさすぎー」

「ボ、ボクは大丈夫ですけど。お姉ちゃん、疲れたなら、ボクがヤらせてあげますか?」


「んー……」


 湊は、ころんとベッドに寝転がった双子に、ちゅっちゅと交互にキスしていく。


 黒髪ロングの三つ編みという優等生スタイルの姉。

 黒髪ツインテールの元気な妹。


 姉はブラウスの前をはだけてHカップのおっぱいがあらわになり、膝下の長いスカートも乱れて、白い太ももがあらわになっている。


 妹のほうは白セーラーの前を開けて、Hカップのおっぱいは丸見え、ミニスカートもめくれて水色のパンツがちらりと見えている。


「やっぱ、3ピーはいいけど相手が双子だと余計に興奮するなあ」

「んー、男の子ってやっぱ一度は可愛い双子とヤってみたくなるもんなのー?」

「あー、そういえばボクが双子だって言ったら変に興奮する男子とかいますよ」


「そりゃあなあ。ひぃなたちはおっぱいでかいから、双子の姉妹のほうも巨乳なのかとか気になるだろ」


「男の子ってえっちだなー……一番えっちなのは、トナミだけど」

「男の子ってえっちです!……一番えっちなのは、トナミだけくんですけど!」


 双子は同時に言って、ちゅちゅっと同時に湊の頬に左右からキスしてくる。

 湊はたまらなくなって、二人にまとめてのしかかるようにして――


「悪い、二人とも、もう一回ずつヤらせてくれ!」

「い、いいよー。でも、ひぃなちゃんがヤらせてる間は私のおっぱい、ちゃんと吸ってねー♡」

「いいですよ! お姉ちゃんがヤらせてる間は、ボクのおっぱいいっぱいしゃぶってくださいね!♡」


 そんなもの言われるまでもなく――

 湊は双子と舌を絡めて三人でキスして、また軽くHカップを味わってから。

 まずは、朝日との三回目を楽しませてもらうことにする――



「…………ふぅ」

「は、はぁ……なんかもう、途中から私がヤられてるのかひぃなちゃんがヤられてるのか、わかんなくなっちゃったー♡」

「ですよね! んんっ……今、おっぱい吸われてるのはボクですけど!♡」


 湊はそれぞれ二回ずつヤらせてもらい。

 クールダウンを兼ねて、ベッドに寝転がったままのひぃなの乳首をちゅるちゅると吸っている。


「そっち終わった? だったら、そろそろわたしも戻ろうかしら……」


「ああ、沙由香。復活してたのか」

「ええ、一応」


 双子の部屋で、床に置かれたクッションに座っていたのは茜沙由香だ。

 シャギーの入った赤毛はショートカットだったが、最近は少し伸びてきている。


「久しぶりだからって、あなたががっつきすぎるから、回復に時間かかったわ」

「わ、悪い……」

「いくらでもヤらせてあげるけど、もう少しゆっくりね。んっ、ちゅ♡」


 ギシッと音を立てて茜がベッドに上がってくる。

 さすがに湊と双子、それに小さいとはいえ茜がいるとベッドはもう満杯だ。


 茜は湊の膝に乗るようにして抱きつくと、ちゅっちゅと可愛くキスしてくる。


「それにこの格好も……ちょっと馬鹿みたいじゃない?」

「基本、脱ぎかけが好きなんだが、たまには変化をつけたいだろ」


 茜は上半身は裸で、Bカップのおっぱいと可愛らしいピンク乳首があらわに。

 下もスカートは脱いで、ピンクの水玉パンツのみという格好だ。


 ただ、首には制服から外したリボンだけを着けている。


「ちょっと、首輪みたいで興奮するな」

「ヘンタイね♡」


「いやでもマジで茜の身体、やっぱいいよなあ」

「ついさっきまでHカップの巨乳双子を褒めちぎってた気がするけど?」

「BカップはBカップで最高なんだよ」

「んっ♡ やんっ、ちゅーちゅーしすぎよ……♡」


 茜が言ったとおり、この部屋に来てすぐに立て続けに彼女には三回もヤらせてもらった。

 小柄な彼女は少し疲れたらしく。

 湊が双子にヤらせてもらっている間、休んでいたのだ。


「も、もうっ、またがっついてるし……んんっ♡」

「がっついていいのか、悪いのか……」

「ど、どちらかと言えば……アリよ……あんっ♡」


 お望みのとおり、湊はさらにがっついていく。


「どっちなんだよ、困るなあ……」

「こ、困らないでしょう。ミナは好きにするだけだし……好きにしていいんだから♡」


 茜はぎゅっと抱きついてきて、湊にキスして舌を絡めてくる。


「んっ、ちゅっ……♡ それに、あなたも茜か沙由香か呼び方、統一したら?」

「まあ、気分の問題だよ」


 湊は茜の舌を受け入れて吸い、彼女の細すぎる身体を抱きしめ、尻に手を這わせる。

 八人の中でもっとも小ぶりな尻も、こうして撫でると柔らかさとボリュームが充分にある。


「がっつくのも仕方ないだろ。もう、最近は葉月と瀬里奈、穂波の三人との3ピーか4ピーしかできてなかったんだから」

「人数は少ないわね。けど、それこそ……んっ♡ しょうがないわ」


「そうだよー、私たちももうしょうがないって我慢してるんだよー♡」

「何事も変わりゆくんですよ、トナミくん♡」


 湊がベッドにあぐらをかき、茜を膝に載せてちゅっちゅとキスしていると。

 その湊の左右に双子が寄り添い、Hカップの生おっぱいを腕に押しつけてくる。


「私、また生徒会長になっちゃって、忙しいしー。二年の秋だから、勉強ももっと頑張らんなきゃいけないし」

「ボクは、お店のお手伝い、やっと始められましたから! 目指せ三つ星レストランの美少女コックですよ!」


 そう――


 朝日は生徒会長に再任。

 ひぃなはこの下で朝日奈姉妹の親が経営するレストランの手伝いを始めた。


 それぞれ忙しく、なかなか湊にヤらせてくれる暇がない。


 今日は生徒会とレストランの休みが重なったので、こういうことになっている。


「私は、今期は会計から副会長になったし……いろいろ資格試験も受けるつもりだしね」


「みんな大変だよなあ……」

「んっ♡ ちゅっ、んっ♡」

「きゃっ、んっ……また、おっぱい♡」

「こ、こっちも胸そんなに……!♡」


 小柄で貧乳な茜と身体をくっつけつつ、巨乳姉妹の生おっぱいも味わえる。

 これほどの幸福を、今はたまにしか味わえないのが辛い。


 以前はもっと頻繁に楽しめていたのに。

 この三人に、あと五人の美少女を加えて9ピーすら楽しんできたのに。


 ひぃなの言うとおり、何事も変わりゆく――変わらないものなどない。

 頭ではわかっていても、寂しさを覚えずにはいられない。


「だから、楽しめるときは目一杯ヤらせてもらうぞ! まずは茜、もう一回――そうだな、まずは持ち上げてヤらせてもらっていいか!」

「そ、それができるの、わたしだけだものね……いいに決まってるでしょう♡」


 ちゅっと茜のほうからキスしてきて。

 湊は茜の腰に手を回してベッドから下りつつ、小柄な身体を抱え上げる。


「わー、いいなー♡」

「ボクらはベッドの上で前と後ろから同時に抱きつくくらいしかできませんもんね。茜ちゃん、羨ましいです!」


 いくら小柄とはいえ、女の子一人を持ち上げるのは大変だ。

 それでも、たまに会えればこうして好きにヤらせてくれる女の子の身体を、きっちり楽しむために。

 多少の苦労くらいはなんでもない。


 いつでもヤれるのは葉月と瀬里奈、穂波だけになってしまったが。

 それでもまだ、時間さえあればヤらせてくれる茜と双子には感謝しかない――



 放課後に朝日奈家を訪ねて――

 湊が帰る頃には、もうあたりは真っ暗だった。


 茜は、なにやら朝日と打ち合わせがあるらしい。

 ひぃなは両親と新メニュー開発の仕事があるとか。


 湊は朝日奈家を出て、一人で歩いて行く。


「やっぱ、ちょっと物足りないよなあ……葉月、今日はまだダメな日だし」


 瀬里奈は予備校、穂波はコラボ配信とやらがあるらしい。

 そうなると――


 泉サラと、梓琴音。

 湊にヤらせてくれる女友達は、この二人だけ。


 だが、あの二人は――


「まだ、泉の会社の女子たちもパンツ見せてもらっただけだしなあ。しかもオンライン。そろそろヤらせてもらいたいなあ……」


 人が聞けばぎょっとするようなことをつぶやきながら。

 湊は、ため息をつき、夜道を早足で歩いて行く。

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