第71話 六人目の女友達は今でもヤらせてくれる
「きゃあああ、やったぁ! ありがとん、るっかちゃん!」
「わっ……あ、あのっ……ど、どういたしまして?」
湊の前で、二人の女友達が抱き合っている。
といっても、一方的に穂波麦が瀬里奈に抱きついている格好だ。
金髪ロングで、褐色肌のギャル、
黒髪ロングで、真っ白な肌の清楚系、瀬里奈瑠伽。
なかなかに対照的な二人だった。
「よかったー、めっちゃ助かる! これで配信もはかどるよぉ!」
「い、一応テストをしてからのほうがいいですよ」
ここは、穂波麦がクラスメイトの泉サラとルームシェアしているマンションの部屋。
穂波の部屋は、相変わらず妙にがらんとした印象だ。
モニターが三枚並んだデスクに、デスクトップPCが置かれている。
逆に言うと、室内に目立つものはそれくらいだ。
穂波の個室であると同時に、配信用の部屋でもある。
できる限りプライベートを見せないためか、ベッドすら置かれていない。
「最近ね、PCの調子がずっとおかしくてねぇ。配信ソフトもちょいちょい止まるし、もうオワタと思ってたよん」
「え、ええ、配信ソフトの不調はよくあるようですね。私は使っていないので詳しくありませんが……」
穂波麦は、まだまだチャンネル登録者数も少ないが、配信は本気で頑張っているらしい。
「穂波、一応、PC繋いで試してみたらどうだ? 瀬里奈がいる今のうちにいろいろテストしたほうがいいだろ」
「おっ、そうだねぇ、みなっち」
湊は瀬里奈と一緒に、放課後にこの部屋にやってきた。
抱き合って百合百合している二人を観賞していたが、いつまでものんびり見ていても仕方ない。
ゲーム実況は、意外に高いPCスペックを必要とするらしい。
穂波もマシンパワー高めのPCを使っていたが、ずっと不調だったとか。
合宿のときに瀬里奈とPCの話をして、一台組んでもらう約束をしたそうだ。
瀬里奈は黒髪ロングの清楚な外見に似合わず、かなりのPCオタクで頼りになる。
「おーっ、すっごいサクサク動くぅ! これならチャンネル登録100万突破も夢じゃないよぅ!」
「そりゃさすがに夢じゃないか?」
穂波は瀬里奈と一緒にPCを繋ぎ、配信ソフトをテストしている。
初期設定は瀬里奈が済ませていたらしい。
「もー、みなっちはツッコミ多いなぁ。まずは快適な配信環境があってこそだよ」
「……まあ、頑張ってくれ」
湊はPCには詳しくないし、配信はもっと詳しくない。
「今、メインで実況してるゲーム、これなんだよねぇ」
「レジェンディスにCS64、ストバスR……どれも重いゲームですね。配信ソフトの設定、もう少しいじっておきましょうか」
「やっほぅ、お願いぃ♡」
「はい、頑張ってみます」
瀬里奈は面倒な作業も嫌な顔一つせず引き受けている。
湊は前々から思っていたが、瀬里奈瑠伽は天使なのかもしれない。
しばし、瀬里奈が作業して――
無事に作業環境ができあがったらしい。
「やったぁっ。これで一番重いレジェもヌルヌル動くね。ゲーム実況もはかどるよん♪」
「はい、私もゲーム実況拝見しますね」
「うーん、るっかちゃん良い子! もうウチの子にしたい!」
「せ、瀬里奈家を裏切るわけには……」
穂波の冗談を、真面目な瀬里奈が真に受けている。
「でもマジな話、裏アカ計画が失敗に終わったからねぇ。こっち頑張んないと」
「え? あ、そうだ、それいったいどうなってんだ?」
湊は今さらながら、大事な話を思い出した。
穂波麦は動画配信者。
だが、チャンネル登録者数が伸び悩んでいるので、裏アカにも手を出そうとしているという。
裏アカでは、多少過激な映像を流すつもり――という話をしていた。
「うん? みなっちには言ってなかったっけ? 裏アカ計画はやめちゃったぁ」
「やめたってなんで……?」
「え? だって、みなっち以外にパンツとか谷間とか見せちゃダメでしょ?」
「ダメだな」
「……湊くん、独占欲強めですからね」
ぼそり、と瀬里奈がツッコミを入れてくる。
「さすがに、パンツも谷間もNGじゃ裏アカやっても再生数もチャンネル登録も稼げそうにないしねぇ」
「あー……悪いな。視聴者に見せられない分、俺がちゃんと穂波のパンツ見るから」
「きゃっ♡」
湊は床にぺたんと座っていた穂波のスカートを大きくめくる。
ギャルな見た目に似合わない、可愛い赤と白の縞パンがあらわになる。
「そうだよぉ。みんなに見せないんだから、みなっちにはちゃんと見てもらわないと。恥ずいけど♡」
「理屈がおかしいような気もしますけど……」
再び、瀬里奈のぼそり。
「うーん、やっぱこの褐色の肌とパンツの組み合わせは最高だよな」
「これをお披露目してたら、チャンネル登録100万は軽かったのにねぇ」
「100万に見せずに、俺一人に見せてもらえるんだからなあ」
湊は、じーっと縞パンを眺めてから、穂波の太ももを軽く撫でる。
ぷにぷにして柔らかな太ももの感触がたまらない。
「きゃぁんっ♡ くすぐったいよ、みなっち♡」
「パンツもいいけど、太もももいいな。この太ももも、配信されちゃ困るな」
「あんっ♡ 撫で撫でしちゃダメだってばぁ♡ でも、ミニスカだと太もも見えちゃうよ?」
「それくらいはさすがに我慢するしかないか。あ、でも」
「わっ♡」
湊は、穂波の隣に正座している瀬里奈のスカートもめくってみる。
真っ白な太ももと、同じく白のパンツがあらわになる。
膝丈のスカートを折らずに座っていたので、めくりやすくて助かった。
「瀬里奈は制服のスカートでも太もも見えないもんな」
「え、ええ……ミニはやっぱりちょっと恥ずかしいので……」
「るっかちゃんは、太もももみなっち専用なんだねぇ」
「そ、そうみたいです……やんっ♡」
湊は今度は瀬里奈の太ももに顔を乗せて、さわさわと撫でる。
微妙に感触が違うが、こちらの柔らかさも最高だ。
「PCのセットアップが全部終わるまで我慢するつもりだったのに。こんなエロい太ももとパンツ見せられたらなあ」
「み、見せられたんじゃなくて、自分から見に来たのにぃ♡ ていうかさぁ」
穂波は、縞パンを見せつけるようにして――
「ウチに来て、いっぺんこれ脱がして――二回も楽しんだのに。もう我慢できなくなっちゃったぁ?」
「まあな……」
もはや言うまでもないが、湊は穂波と泉の家に入って、すぐに――
穂波に、続けて二回ヤらせてもらっている。
「私も……穂波さんの家に来る前に、私の家で二回シてきましたけど……」
「あはは、るっかちゃんは麦がみなっちに二回ヤらせてお休みしてたときに、もう一回ヤらせてたよねぇ♡」
「す、すみません、私だけ三回も……」
「るっかちゃん、いっつも回数多めだもんねぇ」
「は、はい……湊くん、いつも私の身体、離してくれないので♡」
瀬里奈は嬉しそうに言い、彼女も白パンツを見せつけてくれる。
「けど、みなっち、麦の身体も好きだよぉ。初めての日なんて、十四回もヤってたし♡」
「す、凄いですね……私なんて初めての日は一桁だったのに」
「い、いや、穂波の場合は特殊だろ」
湊は長く誰ともヤれずにいて、本当に久しぶりにヤれたのが穂波の身体だったのだ。
夢中になって、ついつい回数を重ねて十四回もヤってしまったのだ。
「あー、麦がみなっちとヤれる三人に選ばれたのって、復活させてあげたからかなぁ?」
「そ、それもないと言ったら嘘になるが……」
湊は二人を抱き寄せ、順番にキスをする。
「んっ、ちゅっ……♡ まあ、ぶっちゃけ麦たちってヤりやすい三人だよねぇ♡」
「え、ええ……私は予備校ありますけど、湊くんや葵さんの家にはよく行きますから……んんっ、ちゅっ、んむむ……♡」
「麦は配信やるから、家にいるしねぇ♡ みなっちが来たら、いつでもヤらせてあげるしぃ♡ んんっ、ちゅうっ♡」
湊は二人の柔らかい唇をたっぷり味わい、離すと――
「まあ、ヤらせてもらいやすいっていうのは大きいよな」
湊は、さらに二人の制服のブラウスをはだけさせ、ブラジャーをズラして。
ぷるんっ♡と、穂波のEカップと瀬里奈のDカップをあらわにさせる。
瀬里奈の可愛いらしいピンク乳首と。
穂波の、大きめの乳輪が丸見えになる。
「ふぁんっ♡ も、もう……普通に始めようとしてるもんねぇ♡ い、いいけど……PCの設定、だいたい終わったしねぇ」
「は、はい……あとは実際に配信しながらですね……んんっ!♡」
「でも、瀬里奈と穂波、それに葉月――いや、瑠伽と麦、それに葵を選ぶしかなかったっていうのはあるからな。みんなも納得してくれてるし」
「は、はい……そうですね」
「だよねぇ。みんな、いろいろあるもんねぇ」
湊は、二人の美少女のおっぱいを味わって――
「まあ、俺はだいたい一日に二十回くらいだから――三人で割ると六、七回だな。瑠伽が予備校、麦が配信のときは、葵にそんだけヤらせてもらうことになっちまうけど」
「い、いいなぁ、葵……♡」
「いいですよね、葵さん……♡」
「じゃあ、今日は一人十回ずつにするか。瑠伽はあと七回、麦はあと八回だな」
「そんなこと言ってぇ♡ どうせ、マンション帰ったら、葵ともヤるくせにぃ」
「そうですね……葵さんには悪いですけど、私と穂波さんで……全部絞り上げちゃいましょうか♡」
穂波はともかく、瀬里奈まで珍しくイタズラっぽく言って。
ちゅ、ちゅっと続けて湊にキスしてきた。
そう――
湊には今でも八人の女友達がいる。
だが、これからは三人の女友達にヤらせてもらうことになっている。
人数が増えすぎて、一人一人とゆっくり楽しめない。
それに加えて、他の女友達にも多少の問題が発生したからだ。
だが、湊も八人の女友達も文句はない。
あくまで湊を含めた九人は、友達同士。
たとえ、9
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