第37話 四人目と五人目、そして一人目
「はぁ……なんか、あたしの予想をはるかに超えてきたんだけど」
湊の自室――
日も暮れた頃に、葉月がいつものように普通に入ってきた。
陽キャ仲間と遊んできて、一度自宅に帰ってから湊家に来たらしい。
カバンもなく、ブレザーも脱いできたようで白ブラウスとミニスカートという格好だ。
「で、湊? 今日、四人目と会うって言ってたけど、一人多くない?」
「それはいろいろ事情があってだな……」
湊は、自分のベッドに腰掛けている。
「んっ、ちゅっ、んんっ……はむっ♡」
「こら、ミナ。セリとばっかりちゅーしないで……わたしにもキスしなさい♡」
「あ、ああ」
湊は左右に侍っている瀬里奈と茜に、交互にキスしている。
瀬里奈は白ブラウスをはだけ、Dカップのおっぱいはあらわになっている。
茜はブラウスは脱いで、こちらも胸が見えている。
「やっ、んっ♡ 湊くん、今度は胸にキスですか♡」
「だから、ミナ。私にもしなさい……んっ、いきなり強すぎ……んっ、はぁん♡」
「……瑠伽と茜となにやっててもいいんだけどさ。そっちの二人」
「ど、どうも……葉月葵さん。私、あなたのことは知ってるよー。生徒会長の朝日奈あかりですー」
「えっ!? 生徒会長!? ああっ、よく見たら……!」
「ボクは双子の妹の朝日奈ひかりですっ。よ、よろしく。ボクも知ってますよ。室宮高校の葉月軍団って有名ですしっ」
「軍団を率いた覚えはないけど……まあ、よろしく」
そう言ってから――葉月は、ふうっとため息をついた。
それから、湊は手短に“サンライザー”とオフで会ってからの経緯を説明する。
「ふうん……四人目どころか五人目もいて……双子とか。しかも、クッソ可愛い双子にいきなりなにをさせてんの、湊は」
「いや、双子だけあって息がぴったりなんで。すげーぞ、この二人にダブルでおっぱい使ってもらうのは」
そう――
朝日とひぃなの双子は、ベッドに腰掛けた湊の前、床に座り込んで――
それぞれのHカップおっぱいを使って挟み込むようにしてもらっている。
「こんなでかいおっぱい二つ――四つか? 挟んでもらって、柔らかさの圧力が凄すぎる……朝日、もっと強く押しつけてくれ」
「う、うんー……こ、こんな感じかなー? はむっ、んっ♡」
「おお、いいな……ひぃなも、もっとぎゅっと強く挟むようにして」
「わ、わかりましたっ♡ んっ、すっごい……こんな凄いのが、さっきボクらに……」
「あっ!」
葉月が鋭い声を上げ、湊のベッドの掛け布団を掴んでめくった。
湊と瀬里奈と茜がベッドに座っているので少ししかめくれなかったが――すぐに証拠は見つかった。
「あー……ここで血を流すのも五人目だよね……二箇所、赤くなってるし」
「や、やだなー、葉月葵さん。あんまりまじまじと見られたら恥ずかしいよー」
「け、けっこう血出るんだなって、驚きましたよ、ボクら」
「……湊、事前に広げて確認はしたの? 例の処女ま――」
「い、一応見たが、双子だからってそこまで同じかどうかはわからんかった!」
「わかってたまるか! あー、もうメチャクチャだよ……」
葉月は掛け布団を元に戻すと、ちゅっと湊にキスしてきた。
「もしかして四人目も湊にヤらせるのかと思ったら、会った初日に五人目までいて、双子でぶち破られてるとか。湊、あんたもう贅沢なんてレベルじゃなくない?」
「ま、まあな」
湊は瀬里奈のおっぱいと茜のちっぱいをそれぞれの手で同時に揉みつつ、双子におっぱいに下半身を挟まれている。
こんな、四人の美少女のおっぱいで同時に攻められるなど、贅沢なんて言葉では足りない。
「ふぅん……一応、これは使ったんだね」
「あ、ああ。そりゃあ一応……着けなくていいの、葉月と瀬里奈だけだからな」
葉月は、枕元に落ちていた薄い小さな箱を取り上げ、中身を数えている。
「茜のヤツを使ったんだ。えーと……あれ、2個しか使ってなくない?」
「おまえ、まだ茜の残りもカウントしてたのかよ。いや、まあ……うおっ、朝日、ひぃな、刺激強すぎるから、もっとゆっくり……」
「ふぁ、ふぁいー……こ、このくらいでズリズリすればいいー?♡」
「難しいですね。んっ、でも、ぴくぴくしててホントにすんごいです♡」
双子がおっぱいで挟みながら、朝日のほうがちゅっちゅと湊の太ももやその他、下半身にキスしてくれている。
刺激が強すぎて、すぐにでも終わってしまいそうだ。
だが、せっかくの双子おっぱい、瀬里奈と茜のおっぱいも楽しんでいるのだから、もう少し長く楽しみたい。
「それで、双子とのお楽しみは具体的にはどんな感じだったわけ?」
「え、えーとな……朝日とひぃなはそれぞれ二回ずつ。無しで一回、着けて一回。最初の一回はいつもどおり着けずに……ほら、最初くらいはな?」
「う、うんー。せっかく初めてなんだし、そのまま感じたかったからー」
「そ、そうですっ。二回目より、一回目のほうが痛かったけど、すっごい感じられてよかったですっ♡」
「ちょ、ちょっと痛かったけど、トナミくんがトロトロになるまでほぐしてくれたから、けっこう平気だったねー♡」
「ボ、ボクのあんなところから、あんなに溢れるなんて……び、びっくりでしたよっ」
「なんか、あたしだけ不慣れな湊に痛い目に遭わされた気がすんだよね。いいけどさ」
葉月は箱を枕元に放り投げると、ぷちぷちとブラウスのボタンを外し、Gカップおっぱいを湊の前に突き出すようにする。
「それで、続きを教えて、湊」
「最初は朝日にそのまま……一応、朝日のほうが姉らしいし、ひぃなもそれでいいって言うから。あ、でも、出す前にひぃなのほうも破って、交互にヤってから最後に朝日に――って流れだった」
「そ、そうそうー。わたしだけ気持ちよくなって最後まで……だとひぃなちゃんに悪いしー」
「そういう問題かな? 双子を二人まとめてそんなやり方でとか……この野郎は。あんっ♡」
湊は、葉月のブラジャーを口でくわえてぐいっと上にズラして――
「ふう……葉月の胸もやっぱ美味いな。あ、それで……一度朝日に出してから、また二人に交互にヤらせてもらって、その次はひぃなにそのまま」
「あんた、双子をめいっぱいエンジョイしすぎでしょ。それでそれで?」
「ま、まだ聞くのかよ。いや、そのあとは普通に一人ずつ最初から最後まで……まあ、朝日にヤらせてもらいながら、ひぃなとキスしたりおっぱい吸ったりはしたけど」
「ま、あたしと瀬里奈と茜も、三人まとめてはよくあるもんね。でも、双子となるとまた違うでしょ?」
「マジで凄かったわ……朝日とひぃな、息が合ってて、朝日にヤらせてもらってるところで、ちょうどいいタイミングでひぃながキスしてきたり、逆に朝日がおっぱい吸わせてくれたりするんだよな」
「へぇー、ほぅー、そりゃーよかったねぇ、湊」
「は、葉月、なんか目が怖くないか?」
「べっつに。ほら、あたしのおっぱいはもういいの?」
「あ、ああ。もっとしゃぶらせてくれ」
「じゃあ、私が場所をお譲りしますね」
さすがにベッドの上に四人が乗っているといろいろやりづらい。
瀬里奈がベッドから下りて、葉月と場所を替わった。
「ありがと、瑠伽……あんっ、もうっ、さっそく……♡ そ、そっちの双子、もしかしてあたしよりおっぱい大きい?」
「Hカップらしい」
「マジか……で、でも、湊が一番楽しんでるおっぱいはあたしのだから!」
葉月は、ぐいっと湊におっぱいを押しつけながら力説する。
「うおっ……! なにを張り合ってるんだ、なにを……」
「なーんか、負けた気がして……あんっ、そんなこと言いながら楽しみすぎだってばっ、湊♡」
「俺が大きさだけじゃなくて、小さくてもなんでもおまえたち三人――じゃないな、五人のおっぱいが全部好きなのはわかってるだろ?」
「そ、そうだけどさ。巨乳はあたしだけだったのに……あんっ♡」
「だ、大丈夫だよー。わたしたち新入りは遠慮するから。でも、今はこれ、もっとわたしたちのおっぱいで楽しませてあげたいー♡」
「ボクら、まだ下手くそだから、これからのためにも練習したいです!♡」
双子は四つのおっぱいで挟み込み、いろいろと試してくる。
「三人に加えて双子が増えるなんて……ま、いいけどね。湊と楽しく遊んでるみたいだし、瑠伽と茜ももう一緒に遊んだみたいだし」
「は、はい。湊くんが朝日さんとひぃなさんと二回目をしてから……もっと双子に交互にヤらせてもらいたいと言ったので」
「そうね。双子を交互に楽しみながら、最後はセリとわたしに一回ずつそのまま……だったのよね。今日はわたしも着けさせなかったわ」
「は!? おいコラ、湊」
「ぶっ」
ばふっ、と葉月のGカップが湊の顔に押しつけられる。
「双子を楽しませてもらって、最後は瑠伽と茜に――とか、もうメチャクチャすぎんじゃん。やりたい放題か!」
「あ、朝日とひぃなは初日だし、いきなり二回も――はやりすぎかと思って、フィニッシュだけは瀬里奈と沙由香にヤらせてもらったんだよ」
「もらったんだよ、じゃねーんだよ。美少女四人と5Pとか、あんたは石油王か?」
葉月がじろりと半目で睨んでくる。
「石油王でもこのクラスの美少女四人は無理じゃねぇ?」
「……そんな気がする。あー、もうっ、この馬鹿! 楽しみすぎ! とにかくあたしにもちゃんとヤってよね!」
葉月はベッドから下りると、ミニスカートをめくって――
「お、黒か。葉月のパンツも、やっぱエロくていいな」
「ちゃんと部屋でスパッツ脱いできたんだから。んっ、ほらもうパンツ脱いでいいよね?」
葉月がくるりと後ろを向き、スカートをめくって、片手でずるるっと黒いパンツを下ろしていく。
ぷりん、とした可愛いお尻があらわになり――
「ほら、早くしないと――あたしにヤらせてほしいんでしょ?」
「ああ……」
もう湊はとっくに限界に達しようとしている――
せっかく、葉月が受け止めてくれるというのだから断る理由もない。
「じゃあ、最後にもう少しだけ、わたしたち双子のおっぱいで♡」
「たっぷり気持ちよくなってもらってから、葉月葵さんに――ですねっ♡」
まさか、五人目の女友達ができて、その日のうちにこれだけ楽しめるとは想像もしなかった。
「この双子、初日からサービスしすぎでしょ。あたしだって、ここまでヤるのに何日かかかってんのに」
「そうなんだー。でも、ほら、わたしたちの場合はー」
「そうですよねっ、お姉ちゃん」
「ん……? 朝日、ひぃな、なにかあるのか?」
「なにかって言うかー。ねえ、ひぃなちゃん」
「うん、そうですね、先に言っときましょうかっ」
双子はお互いに押しつけていたおっぱいを離し、ベッドに腰掛けた湊の前で屈むと――
ちゅっ、ちゅっと続けてキスをして。
「わたし、トナミくんのこと好きだから♡」
「ボク、トナミのこと好きですからっ♡」
「え?」
「ちょ、ちょっと待って。今、なんて――?」
「か、会長さん? ひぃなさん?」
「会長、妹さん、君たちなにを言ったのかしら……?」
湊と、葉月、瀬里奈、茜が戸惑いの声を上げ――
「あ、大丈夫だよー。まずは友達からってわかってるから♡」
「ですよねっ、友達からのお付き合いは大事ですよっ♡」
「と、友達……なんだよな?」
湊は頷いて立ち上がり、双子のおっぱいを軽く揉んでから――
突き出されたままの葉月の尻をぐっと掴んだ。
「あんっ♡ み、湊、ちょっと待って……♡ 今の話、どうすんのよ?」
「と、とりあえず一回だけヤらせてくれ」
「ヤ、ヤるのはいいけど……えぇー?」
一度落ち着くためにも――
とりあえず、葉月にヤらせてもらってから、今の言葉の意味を考えよう。
湊は自分が落ち着いているのか、混乱しているのか、わからなくなってきた――
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