第17話、楽しく歌おう!(歌詞は正確にね)
「 か~え~る~のぉ~う~たぁ~があぁ~ ぎ~ごぉええ~てぇ~ぐう~るぅ~ごおぉ~ 」
自宅の向い側に、幼稚園がある。
園児たちの、元気な歌声( 叫び声・怒鳴り声、等に近い音声を含む )が毎日聞こえる。
懐かしい童謡に混じり、最近は、やはりアニメソングが多いようだ。( パプリカのような、ゆっくりしたテンポの曲 )
娘が、段々と歌える曲数が増えて来たのも、3歳頃だったろうか。 結構、音程はしっかりしていたと思う。( 親バカ )
当時、幼稚園の先生が話していたが、言葉の発音練習にもなるので、歌を歌うのは良い事だそうだ。
気分がノッて来ると、歌えるようになった歌を季節を問わず、イキナリ歌っていた娘… その際、歌詞の1番・2番は、自由奔放に無視だった。
「 ♪ 明かりをつけましょ、ぼんぼりにぃ~ お花をあげましょ、桃の花ぁ~ ゴーイン( 強引? )ばやしの笛太鼓ぉ~ 今日は楽しい右大臣~ ♪ 」
「 ♪ お内裏さ~まと、お雛様ぁ~ ふうぅ~たり悩んで( 並んで )すまし顔ぉ~ は~るの弥生の、この良き日ぃ~ あ~かい官女の右大臣~ ♪ 」
……歌詞が意味不明だ、お前。 赤い官女って、ナンだ?
あと、頼むから、ご近所で大声で歌うな。( しかも、季節外れの春の歌を、蝉しぐれをバックに )
やがて、親の心配など、ひたすらお構いなしに、第3番が大声で披露される。
「 金~のひょうぶ( 屏風 )に、映るし( 灯 )をぉ~ かすかにゆ~する右大臣~ すぅ~こし白酒 目覚めた( めされた )か~ なによりうれしい右大臣~ ♪ 」
…あのな… 何で、右大臣にこだわるの?
てか、右大臣って、どう言う人物か、知ってる? ちなみに、左大臣もいるの。
言葉の発音以前に、娘の将来への不安がビミョーに募ったが、妻と爆笑していた事は伏せておこう……
ちなみに妻は、再度歌わせ、スマホに画像付きで録音していた事も、伏せておいた方が良いだろう。(笑)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます