恋人たちのように

作者 根峯しゅうじ

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★★★ Excellent!!!

不倫の話は苦手なんですが、一気読みしてしまいました。
登場人物それぞれの立場に立つと切ないです。

これまでの関係が崩れていきましたが、この後どうなるんでしょう……。
読後そう思うところが、不倫ってこういうものだとうまく描けている証左なのかもしれません。
最後、美しいですが私はなんとも違和感を感じました。やはり不倫だからなのでしょうね。

★★★ Excellent!!!

宮本には妻がいて子供もいる。絵にかいたような幸せな家庭がありながら、彼は不倫をしていた。
相手は会社の部下のミツという女性。いつも仕事終わりに彼女の部屋に行き、食事をして、『家』に帰る。そんな、生活を2年も続けていたが、ミツは最近後輩の男性社員に目をかけていて……


浮気をしている男性の物語ではありますが、『家庭』と『彼女』との間で揺れる気持ちがなんとも、苦しく切ないです!

★★★ Excellent!!!

妻子がありながら会社の部下と恋仲になる男性。
ひたすら夫と子どもに尽くす妻。
家庭のことに触れずにこやかに接する恋人。
不思議に穏やか過ぎる三角関係が少しずつ壊れていく。
最後の結末は女性の読者がどう思うだろうと感じました。
不毛な不倫の行く末はどうなるのか、終わり方もまた不毛なのか。
とても読みやすくて美しい描写がたくさんの物語でした。
私はこのかたの文章がとても好きです。