十二月二十二日 冬至(とうじ)

 北半球では太陽が最も南に位置し、一年で最も昼が短い日。

「太陽黄経が二七〇度になるとき」と定められているから、年度によって多少日付は前後する。季節の変わり目を示す言葉だ。


 古来中国では一年で最も太陽の力が弱まる日と考えられていて、様々な邪気払いを行っていたそうだ。そして、この日を境に再び太陽が力を取り戻すため、運気が上昇する節目とされたという。


 日本では冬至に小豆やかぼちゃを食すと風邪を引かない(=健康長寿祈願)とされているが、中国では餃子や湯円(湯がいた団子状のもの)を食すらしい。あったかい汁物が身に沁みる季節である。

(柚子風呂の方はどうやら江戸時代にじわじわ流行って浸透したらしい)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る