泣きました。同じなのかもしれませんね。生まれる前も、生まれたあとも、もしかして死んだあとも……。
終わりも意味も見えない旅路と、たくさんの犠牲。失われていった仲間たち。生まれてすぐに食べられる危険にさらされるウミガメや草食獣のような生き物たちもいるし、人間も生まれることさえクリアすれば安泰というわけではないですね。
隣で誰かが倒れても、自分はまた何かを目指して歩き始める……。生まれる前から「人生」なんだなと思いました。ありがとうございました。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。なぜ歩かなければならないのか、なぜ見捨てなければならないのか、ずっとそんな感覚がつきまとうので、物語として、生まれる前までその感覚を延長させてしまいました。こころになにかを残せたなら幸いです。レビューまでいただけて、本当に感謝です。
koumotoさま、こんにちは。
別作品で企画にご参加いただいたのですが、そちらにはもうコメントを残していますので、今回はこちらの作品を読ませていただきました。
生きるというか、存在するというのは、大変なことですね。
やっと死に辿り着いたと思ったら、そこは死ではなく、生きることの入り口だったとは……。生まれてからがまた大変なのですよね。
物悲しくも綺麗なお話でした。
作者からの返信
こんにちは、スエテナターさん。読んでくださってありがとうございます。
生まれるのも死ぬのも長い道のり、というような感覚を描きました。存在しているだけで重さや徒労感は増していきますね。
少しでも楽しんでもらえたなら幸いです。コメント、ありがとうございました。
どこまでも続く荒野。終着点は、死ではなく生だった……。
理解はできても、納得はできない。そんなことが続く日々ですが、歩き続けたその先で、見えてくるものもあるのでしょうか。
画面から顔を上げれば、私の目前にも果てしない荒野が見えたような。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。納得できないことばかりが積み重なって、放っておかれたまま、歩くことだけを強制されている気分になりますね。なぜ歩かなければならないのか、ずっと疑問です。