カクヨムWeb小説短編賞2021作品
現時点で読んだ作品を記載してみた。
読者選考はあと1週間あるのでこの中から面白そうと思ったものがあればぜひ。
読者選考が終わったら2月の分も足して2月に移動予定。エピソードの順番替えるのが楽になってよかった♪
あ、わたしの作品もよろしくね♪
「ブルーブラスト、一陣の風となりて」 6,609文字
https://kakuyomu.jp/works/16816700428423359440
見た目カピバラな異星人、ドゥルギガーダ人とのロボット親善試合が近づいている。
十歳の少年、ショーンは、ひょんなことから地球側ロボットのパイロットとなった。
地球産ロボット、初勝利となるか?
「名前を呼んで」(1話)
https://kakuyomu.jp/works/16816927859947126758
耕太は幼い頃、母の仕事先のお嬢様と仲良く遊んでいたが、トラブル以来距離を取るようになった。
はかない悲恋……、ん?(笑)
「宇宙からの訪問者はかわいいだけじゃない」(1話)
https://kakuyomu.jp/works/16816927860326291626
自宅の砂場で遊ぶ璃那は、玉虫色の生物を見つけた。
みどりちゃんと名付けて飼い始めるが……。
では拝読した作品のご報告。
現時点で46作品。拝読順。
2021年12月拝読(9作品)
「八千キロメートル彼方のぬいぐるみ」 白里りこさん
https://kakuyomu.jp/works/16816700427709432045
大学のゼミのフィールドワークでポーランドに行った筆者の体験談。
わたしもきっとにたような行動原理で似たようなことをしたと思う。
ディズニーランドや新婚旅行先のオーストラリアで自分のためのアクセや化粧品などを買わなかったわたしを「信じられない」と姉が驚いたことを思い出した。
「引っ越し。送られていく自分」 ななくさつゆりさん
https://kakuyomu.jp/works/16816700427812519052
家を出ることにした筆者の引っ越し体験記。
お父さん、最後まで見送りたかったんだろうなぁ。
「嫌われ聖女の癒し方」 Veilchen(悠井すみれ)さん
https://kakuyomu.jp/works/16816700428796681976
民の信仰を集める存在であるはずの聖女だが、リシアの評判は悪かった。
聖女を陥れる策が張り巡らされていることを知った医療師シャムエルは動く。
奇跡の力で癒す聖女と、知識で癒す医療師は、相容れられるのか。
「オレの天使」 如月ひろかさん
https://kakuyomu.jp/works/16816700429051269414
本編は完結しているので完結作品に入れておく。
修也は高熱にうなされていた。幼馴染の危機を知った雨依が看病に訪れる。
うふふーと思わず声が漏れそう。相合傘で帰ったら熱ださなくて済んだかもね(笑)。
「老人と竜」 伯爵さん
https://kakuyomu.jp/works/16816700429212351964
力が枯れ、生きる気力を失っていた老人が竜と出会う。
ちょっと不思議な雰囲気だ。謎が解けるのは後半なのでそこまで読んだらすとんと納得できる。察しのいい人はすぐに気づくだろうけど。
「「今、何回目ですか勇者様?」」 江田・Kさん
https://kakuyomu.jp/works/16816700427577040342
勇者は同じ日を繰り返していることに気づく、犯人はパーティメンバーの誰かだと確信して探し出そうとするが。
因果応報だよねー。
「婚約者である令嬢は今日も僕の前でサングラスをかける」 めぐめぐさん
https://kakuyomu.jp/works/16816700429382588268
政略的に婚約させられたが、マルクはアリアナを愛している。一見完璧な彼女はなぜかマルクの前で必ずサングラスをかけるのだった。
こ、これはっ、他人事として見れば便利だけど、当人はたまったもんじゃないなー。
彼の輝きがどうして薄れたのか……、あぁやっぱり(笑)。
「とってもマニアックな、万年筆のお話」 春川晴人さん
第8話 文字幅 から 最終話 愛、あればこそ
https://kakuyomu.jp/works/16816700428743701448
万年筆のお話、購入を考えている方は参考になる。
「ああ、これが恋なのか!? ~食べちゃいたいくらいきみが好き~」 春川晴人さん
https://kakuyomu.jp/works/16816700428910629642
とんでもなく君が好き! うん、けど、かなわぬ思いだねぇ。せめて母が寛容ならもっとそばにいられたかもしれないけど(笑)。
2022年1月拝読(37作品)
「ホレルナヨ!!」 春川晴人さん
https://kakuyomu.jp/works/16816700428539362623
男女のお笑いコンビ「ホレルナよ!!」は息の長いコンビ。彼女は相方が好きだけれど、彼は……。
思っていたよりも波乱万丈だった! 恋愛でハラハラしたい人はぜひ。
「「お弁当には私もお付けしますか?」 常連になっていた弁当屋で夕飯をテイクアウトしたら、何故か美女がセットでついてきた件」 ぽんぽこりーぬ。さん
https://kakuyomu.jp/works/16816700429290587129
会社員の
唐揚げ食べたくなった! というのはおいといて(笑)。
家庭的ヤンデレ。じわじわとくる怖さがある。
「俺はボディガード」 紺藤 香純さん
https://kakuyomu.jp/works/16816927859222062930
彼女と同棲を始めた日、部屋に不審な足跡を見つける。
ふと、「ボディガードが何と言うかな」と言っていた彼女の父を思い出した。
わりと「犯人」はすぐに察したけれど怖い怖い。
「歌声」 口羽龍さん
https://kakuyomu.jp/works/16816927859703318877
声の出せないカナリヤ、ローラはほかのカナリヤにいじめられていた。だがとある出来事がきっかけで……。
「エリクサーができるまで」 江田・Kさん
https://kakuyomu.jp/works/16816700429292088681
熱を出した少女は薬を飲むのを嫌がる。彼女の祖父は昔ばなしを始めた。
それは不治の病に冒された少女と、幼馴染の少年の話だった。
もしもあと1年半師匠の元で勉強をしていたら話の展開はどうなったのかなーと考える。もっと早くに、かもしれないし、間に合わなかったかもしれない。
なにが幸いするのか判らないね。
「慌てん坊のサンタクロースとぼく」 南雲 皋さん
https://kakuyomu.jp/works/16816927859236137322
12月23日に新人サンタがぼくの部屋にやってきた。
ほほえましいなぁと思っていたらっ。
なるほどそれで一件目の人は彼を見ても……、と伏線に感心したり。
でもやっぱり最後はほほえましくてよかった。
「崖っぷちOL、セクハラオヤジと命がけの決闘 ~オフィス街白昼の死闘~」 月城 友麻さん
https://kakuyomu.jp/works/16816927859703318877
OLはセクハラ親父に決闘を申し出る。日本では「決闘制度」が新しい政策として撃ちだされていたのだ。
パワードスーツの熱い戦い! 決着からのまさかの展開もまたニクい。
「富田さんの瞳」 釣舟草さん
https://kakuyomu.jp/works/16816700428921086241
老人施設で出会ったご夫婦の話。作者様の体験をもとに書かれた不思議な夫婦愛と共依存。
うーむ。愛衣にはいろんな形があるものだ。他人から見ればDV加害者と被害者でも、本人たちにしか判らない絆のようなものがあるかもしれないね。それが共依存と呼ばれるものであっても。
「貴方の復讐、お手伝い致します」 桜桃さん
https://kakuyomu.jp/works/16816452219115286369
前髪で顔半分が隠れて若い男は、復讐の手伝いをする、という。さて、今日の依頼人は。
復讐に走る人は大事なことが見えていないことが多い。殺したいほど憎んでいるなら彼のいうように「人」に相談するべきだった。
シリーズで読みたい作品だ。いろんな復讐をテーマにできそう。
「異世界に召喚された私は冒険者コンサルタントとして働いています~その追放、まだ早いのでは?~」 日諸 畔さん
https://kakuyomu.jp/works/16816700429262099837
冒険者ギルドのキャリア相談員、人呼んで『冒険者コンサルタント』のお話。さて、今日の相談者は勇者様だ。
やはり「ホウレンソウ」はどの世界にもどんな職業にも必要なものだ。ましてや命を預け合う関係なら。
異世界の話だが実際の企業コンサルの話のようで面白い。
「千世子」 井上千鶴さん
https://kakuyomu.jp/works/16816927859703677171
人には言えない過去を持つ居酒屋店主、寛治のもとに現れた千世子。寛治は千世子を家におくことにするが。
千世子は何者かも気になったが二人がどうなるのかどきどきだった。
「樹霊」 RETRO少年の懐古録さん
https://kakuyomu.jp/works/16816700429613056398
突然の方向が夜の街にとどろいた。
あれは樹霊だ、と聖人がいう。
自然破壊への警鐘になる作品だ。
「新婚さんのお正月」 CHIAKIさん
https://kakuyomu.jp/works/16816927859400220770
交際期間は長いが夫婦としてはまだ数か月の新婚が初めて迎えるお正月。
真由奈、積極的だったのね。親への挨拶で噛んじゃうなんて海里ってば純粋。
恋愛作品というよりは恋愛体験談を読んでいる感覚に近かった。
「無謀なガキ二人は、いかにして凶悪なハチに立ち向かったのか?」 玉椿 沢さん
https://kakuyomu.jp/works/16816700429476872891
ハチが下級生を刺した。被害者の姉に恋する山脇は親友杉本の手を借りて動き出す。
あらすじの魔女って何のこと? と思ったがあぁなるほど納得だ。
いいねぇこういう無謀さ。でもやっぱり大人としては「やらんでいい」の一言に尽きる。最悪失敗したら死んじゃうからねぇ。
「徴(しるし)の罪状」 つるよしのさん
https://kakuyomu.jp/works/16816927859608343696
植民可能な惑星に権力の
なんと皮肉な結末。新しいことの何もかもがうまくいくわけではない。途中で断念する英断が下せなかったのが帝国の大きなミスだな。
「13回忌の初恋」 綺瀬圭さん
https://kakuyomu.jp/works/16816700429504863678
ずっと帰ってなかった故郷に帰ってきたわたし。クリスマスになると思い出す初恋。
うわぁ、切ない。こういうすれ違いってあるよね。
でも幸せは訪れていてよかった。
「あゝ神様、お酒をやめたいです」 ぽんぽこりーぬ。さん
https://kakuyomu.jp/works/16816927859699300483
アルコール依存症と診断された患者の記録。
強烈なスタートだった。
一度依存症になってしまったら一生が戦いだから「負けない」をずっと続けるのってすごく大変だと思う。
「乙女ゲーの世界に転生したけど、イケメンが1人もいないのはバグですか?」 星来 香文子さん
https://kakuyomu.jp/works/16816700428880232357
乙女ゲームの世界に転生した(はず)なのに、どうしてイケメンがいないの?
なんとそんな結末とはっ。
「向日葵の花が見つめる先」 モレリアさん
https://kakuyomu.jp/works/16816700429480694539
学校で受験勉強をする瑞斗の耳に楽器の音色が聞こえてくる。音を奏でているのは吹奏楽部の部長、文畠。二人はともに帰ることになって。
互いのいいところを見つけて褒め合える関係っていいね。
「あの人を忘れるためのたったひとつの方法」 安佐ゆうさん
https://kakuyomu.jp/works/16816927859908402888
どうしても忘れられないあの人の記憶を消すために、あの人の過去を調べることにした彼女は「昔好きだったあの人、捜します」と書かれた広告をクリックした。
感想言うとネタバレになるから言えないのが残念だ。
一度読んだはずなのにドキドキするぐらい、ぐっとくるお話。
「今日も今日とて凶を引く。」 かなたろーさん
https://kakuyomu.jp/works/16816700428827558136
神社に毎日やってくる少年はどうしても大吉が引きたい。神社の巫女である娘も彼に大吉を引いてほしい。
なんと可愛らしいんだろう♪ やっぱり神様がいじわるしているのかな(笑)。
「やがて死に至る幸福~竜伐の英雄と、彼の妻の物語~」 root-Mさん
https://kakuyomu.jp/works/16816700429109690053
竜に呪いをかけられたアリシアを救おうと、ロランは竜を殺す旅に出る。
英雄となる男と妻は、幸せになれるのか。
少なくともアリシアは幸せだっただろう。彼らの娘の話からして、ロランも。
恋愛物語には、すれ違いがつきもの。言えてる。だからこそ恋愛物語が盛り上がるのだ。
「そのメイドはダンジョンと勇者たちのホコリを掃き払う!?」 Vel.Ka9さん
https://kakuyomu.jp/works/16816700429527769128
地下大迷宮を掃除するメイド魔王。チート勇者とのエンカウントは間近。このままではまずいと参謀は決断を下す。
異世界コメディかと思いきや。あなたが深淵を覗く時……、ってね。
「御歳30歳処女、魔法使い始めました!~いや、感度3000倍にする魔法ってエロゲーじゃねぇか!!~」 ラウさん
https://kakuyomu.jp/works/16816700429584764340
若い頃にヤンチャをした女教師は、魔法使いになった。その魔法が問題で……。しかしめげない彼女はその力を使って子供達を守る!
おぉ、かっこいいぞっ。でも先生、能力の無駄遣いはやめましょう(笑)。
「悪夢ワクチン」 森川音湖さん
https://kakuyomu.jp/works/16816927859232852445
ドイツに駐在する宏愛はストレスなのか悪夢にうなされるようになってしまった。
ああぁ、その流れ、絶対ダメだー、と思ってたら……。
「どうやらお前、死んだらしいぞ? ~変わり者令嬢なので家族に報復くらいはする~」 野菜ばたけさん
https://kakuyomu.jp/works/16816700428593790623
殺されそうになった令嬢が仕返しを決意する。
綺麗にザマァしてる。暗殺を企ててきちんと顛末を確認しないからやられるのだ。
「夏が過ぎたら」 都鳥さん
https://kakuyomu.jp/works/16816452219853371480
殺人的な夏の暑さから逃れるため、コールドスリープを試みる。だが記憶の一部を失うという弊害があった。
ほとんど問題ないとはいえ、こんな未来になったらいやだなぁ。
ネタバレなので書けないが、じんとくる話だ。
「ジャック・アンド・ジャック」 Edyさん
https://kakuyomu.jp/works/16816700429246421849
かぼちゃ頭のジャックと、老人のジャック。バーベキューをしようと準備する二人のところにやってきたのは孤独な少年。
二人に打ち解けた少年は口にする。ずっとここにいたいぐらいだ、と。すると……。
不思議要素があってジャンルはホラーだけど現代でもいいくらい。少年は大切なものが何かをしっかりと認識できたね。
「雷音」 キザなRyeさん
https://kakuyomu.jp/works/16816700428883842329
幼い頃から違和感を覚えながら生きてきた主人公だが、成長につれだんだんとその正体に気づいてくる。
LGBTというより性同一性障害の人かなぁと思った。どちらにせよ、世間の目との戦いは厳しいものがあるよね。
「正しい世界」 ぼっち猫さん
https://kakuyomu.jp/works/16816927859079684691
AIが人間の行動を分析、研究し、世界を自動アップデートしていく。人々は学習や労働から解放された。
うわぁ。AI任せにしたら本当に訪れそうな世界だ。やはり人間は自力で考えるからこそだと思った。
「紅葉にのせた恋歌(メッセージ)」 櫻井 理人さん
https://kakuyomu.jp/works/16816927859967509090
隣に住む幼馴染に思いを寄せるが、会うとケンカばかり。卒業を半年後に控えた国語の授業で和歌に関連した課題を出されて、若葉はどの和歌を選ぶか悩む。
不思議な夢。二人が素直になれないのを見かねた小野小町が見せたのかな(笑)。
「有名陰陽師の末裔の俺が学校の怪談に対峙した時、メチャヤバ女子と運命的な出会いをしました。」 東雲 葵さん
https://kakuyomu.jp/works/16816927859373348476
有名な陰陽師の末裔である武彦は、高校の理事長からある依頼を受けた。
学校の怪談の一つ「トイレの花子さん」に挑むことになるが。
なかなかの強敵だったね。
「僕は自分が死ぬのが怖い」 津島 結武さん
https://kakuyomu.jp/works/16816927859701387172
珍しい二人称小説。心理セラピストである「あなた」の前に座る青年は「僕は自分が死ぬのが怖い」と言った。
彼と話をして彼の現状と感情を知った「あなた」は彼になんと声をかけるのか。
「Confetti」 Cleyera / くれーらさん
https://kakuyomu.jp/works/16816927859421771026
「おにーちゃんと結婚する!」幼い頃の兄妹のあどけない約束。
大人になった妹が結婚することになり久しぶりに再会した二人は。
兄妹仲がいいのかと思っていたら、兄の感情は複雑だった。
切ないねぇ。
「覇気欠乏症」 蛙 古徒さん
https://kakuyomu.jp/works/16816700429458047449
覇気欠乏症を患う治樹と、クラスメイトの結華の恋愛事情。
順調に前に進んでいた二人の仲は、クラスで持ち上がったある問題で危機に。
よかった。最後のオチもよかった。
「林檎の樹の下で、 僕は時の旅人を待つ」 クララさん
https://kakuyomu.jp/works/16816700427256997760
地下都市に暮らす主人公は外の世界でひとりの女性と出会う。
危険なパラレルワールドに住む彼女に、こちらに来てと言ってみるが。
今は叶わなくとも、彼の思いがいつか現実になるといいな。
「恋と言うには穏やかで 愛と呼ぶには儚くて with 沖田ねてる」 沖田ねてるさん
https://kakuyomu.jp/works/16816700428443483980
九尾の狐を好きになった主人公は、思いをはぐらかすように結婚相手を決めたが彼女に先立たれてしまう。
彼女を鳥葬で見送っていると、思い人が現れた。
永い時を生きる存在と、人との思いの違いが切ない。
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