驚くべき来客。
そうしてこうしてそんなこんなでてんやわんやでまた今日も一日仕事が始まり一日が終わり、年を重ねて死んでいく。そんな人生も悪くわない。と犬人間は思っていた。犬人間の寿命は約30年現在のマスターの年齢は12歳なのでまだ時間は残されているように思われるが、人生は短い。何があるか起こるか分からないので太く短くではなく細く長くではなく、太く長く生きようとマスターは思っていた。そうしてまた一人客が店にやって来た。
その日の一番客それを見てマスターは驚いた姿を現したのは世界に十数人しかいないとされる人間だったからだ。
「あなたは人間ですか」
「嗚呼人間だ。アイムヒューマンだ」
「なぜこんな所に、人間様が、見つかったら拉致監禁される可能性もあるというのに」
「それはお互い様だろう? 犬人間さん」
「どうしてそれを……」
犬人間は急遽お店を締めた。それはもちろん店を始めて初めての事だった。
「それで、どのようなご用件でしょうか」
豚マスターもとい犬人間豚マスターは腕を組んで人間に真剣な眼差しで眼でおめめで、ぱっちりおめめでそう聞いた。そう問いただした。
豚喫茶 日本語破綻者 @mojiuchisyuukann
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