第2話
「色?」
『そう。色。おまえ、色取り戻してこい』
「いや、仕事内容が雑すぎるんだけど」
『やらないのか?』
「やるよ。仕事からは逃げられないし」
『さすが乗り気だな』
「色がないんだろ。てことは、彼女も色が消えてる」
『まあそうなるな。おれは色あるから、べつにどうでもいいんだけど』
「俺はだめだな。彼女の日々に彩りを取り戻さねば」
『じゃ、がんばってくれたまえ』
また面倒な仕事になってしまった。彼女に連絡もできない。まず、ここはどこだ。
流れ星2 逃げられない 春嵐 @aiot3110
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます