飛行物体が落下して来た

ただの飛行物体ではなかった

未確認飛行物体だった

ずどんっ

白煙、立ち込める中よろよろと細い人が出てきた

異星人だ

青い血がたらり

ティッシュでも丸めて穴に突っ込んどけ

田吾作はそう思った

手渡した白いひらひらにいつまでも奴らは怯えていた

田吾作は馬鹿だから異星人を家に連れ帰って嫁を驚愕させた

「あんたそれ何よっ」

「ほっそい、ひと！」

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