第18話  殺せ


殺してやろう、

あいつが、嫌いだから殺す


悩みは、俺が狙われている所から始まった

でも、今は何か違う

面倒な奴らを殺して、上から見てやる無様な様を

人を殺して俺は、レベルが上がる、

強くなった力でこの世の中を支配してやる!


簡単な事だ、

人間なんて直ぐに消せる


翌日、俺は会社を休み殺人で必要だと思う道具をホームセンターまで買いに行った。

殺すことは簡単だ

でも、屍を処理する方が大変だ

放置すれば異臭がする

埋めるのも見つかってしまう

沈めるのも何時かは浮いてくる


最終的に俺が選んだのは切断だ、

一人暮らしの部屋で切断作業は大変だが

そんな事は言ってられない


風呂場を作業室にしよう

俺は、作業室に小型の電動ノコギリ、中華包丁を5本

血抜きする際に使うホース、サバイバル用のゴーグル、マスク

手術用の手袋など複数を取りやすい様に作業室をカスタムをした。


一発で殺さないといけない

その為には、吊るして殺すのか、刃物で殺すか、薬物で殺すか、暴力で殺すか


あいつは、身体がでかい暴力と吊るすのは難しい

無難に刃物でと思ったが血が飛び散る

悩んだ末、だした答えは

「薬物だ!」

水酸化ナトリウムだ

入手はいたって簡単だし安く手に入る


最初は暴れるだろうがそんなの力で押しつぶせば良い


俺は、いとも簡単に水酸化ナトリウムを手に入れた


オブラートに1mgづつ包み10個用意した。


工藤は俺が嫌っている事は知らない

未だに飲み会に誘ってくるバカだ

何も怪しまれる事なんかない


俺の家で殺そうかと思ったが近所迷惑だ

殺すなら工藤の家だ

あいつがバイトに終わるのが25時前、

25時30分前に近所のコンビニでだいたい飯を買っている事は知っている


俺は、その時間まで待った


25時25分

俺は、コンビニに入った。

その5分後、あいつが入ってきた

「あ!先輩」

「久しぶりじゃん、工藤」

「どうしたんすか?」

「家の近くのコンビニで欲しい弁当が無くてさ」

「せっかくなんで俺んちで食べましょうよ!」

よし!

作戦通りだ!

バカで助かったよこのボンボン野郎


どこで、こいつを飲ませるか


「先輩、とりあえず乾杯しましょう!」


俺は、乾杯をし

工藤が温めていた弁当を取りに行ったときに

飲み物の中に一袋分入れた


数分後、

あいつが飲んだ

少量で感じたのだろう異変に


「先輩、何かむせちゃってごめんなさい」

「ちょっとトイレ行きます」


俺は、コップに水を入れ2袋分を混ぜ飲ませた


泡を吹き出し

とても苦しそうだった

喉を引掻き

どんどん爛れていく


暴れることなく死んだ

簡単だ人なんて

直ぐに殺せる


後は、運ぶだけだ

それも、簡単だ


ロープとあいつを同じ位の体重の重りを用意すれば

どうにでもなる

無理なら、明日ここで切断すれば良い


とりあえず、

俺のムカつく要因の一つを消し去った


笑えた、、、

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る