第39話 黒須さんリクエストの続き、攻め視点書いてみた(*/∀︎\*)イヤン
壱矢✖️照
<壱矢視点>
次の時間は体育だ。
俺は手早く体操服に着替えていた。
チラチラと親友の照の着替えを盗み見しながら。
照は朝から少し様子が変だった。
いつも、ちょっとぽやっとしてて、危なかったしくてほっとけなくて。
俺は守らなきゃといつも思っていた。
アイドルみたいに顔が可愛いとかそんなんじゃない。
背も俺よりは低いけどまあ平均で、ちゃんとした男だ。
だけどなんと言ったら良いだろうか?
いるだけで空気感が可愛いのだ。
頭上に花が咲いているんじゃないか?
ってぐらいに優しい空気をまとっている。
それに加えて最近はなんといったら良いだろうか?
フェロモン? と言ったら良いだろうか?
なんかふとした瞬間に目が離せなくなる。
今も、照の白い肌を他の奴が見ているんじゃないかとハラハラしている俺だった。
しかも照はボーッと着替える手を止めて俺の腕を見ている様だった。
どうしたのか聞いても上の空の様で反応も鈍い。
その時、俺は照の首筋に赤い跡がついているのを見つけてしまった。
俺は身体中が熱くなり、何も考えられなくなった。
俺は照の制服のボタンをとめて跡を隠し、照の手を引き教室を出た。
誰だ誰だ。
俺の可愛い照に手を出したのは誰だ。
人に誰かに取られるくらいなら、俺が、俺が......。
頭に血が上っていたのかもしれない。
ずっとこの思いは隠していたのに。
ドンッ
俺は自分が止められなかった。
「その好きじゃねーよ。この跡、誰につけられたんだ?」
そう言いながら、俺は驚く照の首筋に吸い付いた。
こんなキスマーク、俺が消してやる。
そう思いながら強く、強く照の首筋を吸った。
俺の鼓動と照の鼓動が重なり合って、今だけは照を独り占めできた。
そう思った。
※※※※ ※※※※ ※※※※ ※※※※ ※※※※
壱矢✖️照 の続き書いてみました
(*´ー`*)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます