『便利屋』

「ホ~ント! 便利屋さんみたいなんだ!」

 そう、この娘は、また、彼の自慢話をする。


 掃除大好き、料理大好き、この娘への扱いも柔らかく丁寧らしく、その上、容姿端麗、頭脳明晰で、会社の仕事もできる。


 でも、この娘は気付いてない。

 この娘が喜ぶのを、もっと喜ぶ、もっと”便利屋”の私の事を。

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