第25話 責任とののはな亭の様子
朝から 大騒ぎ 一日の始まりであった
「あら、店長じゃなかった リジャさんは?」
「昨日の疲れで 三時間 仮眠室でお休みだって」「あらあら」
「体調次第では 半日になるそうよ あるいは今日一日だって」
「まあ、昨日は大変だったし 最近 お疲れぎみだもの」
「・・何でも シャラ姫様にあんな事にそんな事に されちゃってええ」「ええええ!」
「それはリジャさん責任とって 結婚式に突入かしら?」「そうなの?」「さあ・・・」
「された方なのに 責任はリジャさん?」「そうなのよ!」
リリン リンリン 電話が鳴り響く
「はい 戦闘ヘルプ1回ですね 了解です」
コンソールでパラメータなどのデータを確認してから メイドの一人に声をかける
「ミアたん 宜しく」「はーい」
チラリんと見えた 淡いブルーのパンツイが愛らしいミア
「はい、西のダンジョン8階層 睡魔の間
ののはな特選弁当4つと飲み物 お茶にコーヒー 了解です」
「すきやき弁当のオーダーが追加ですう」
「人食い魚の寿司弁当 オーダー来たけど 材料と料理出来る人いる?」
助っ人で来てくれたギルド公認モンスターのオークが手を上げる
「わしが作るっすよ」「頼んだわ オークのオルクスさん」「へい!」
ダンジョンの中 ・・こちらは行商人マテインである
シャラランン 呼び出し音 スマホの電話を取る
「え! メイン・ギルド紅花で 臨時助っ人ですか
まあ 特別手当も出るので いいっすよ」「曜日はいつにしますか」マテイン
「で・・特別ボーナスは」携帯スマホで話し合い中
スマホの会話が済むと にいいんとホクホク顔で笑う マテイン
「メインギルド紅花も人手不足とは ダンジョンアイテムが 輸出品 国の将来のカギって処でしょうね」「いや~~いいことでっす 商売繁盛!」
「・・仕事がひと段落ついたら 温泉に くふ モンスターお嬢さん達と混浴」
「いや~~楽しみでっす くふふん くふふん」
嬉しそうにマテインはスキップしながらダンジョン内をゆく
「頑張るっすよお」
こちらは 店の休憩室の一つでお休み中 リジャ
「・・モンスターじゃなく シャラちゃんにとどめをさされるとは」
寝床でため息をつくリジャ
「卵粥ですよ リジャさん」ルリンがお粥を持ってきた
「あ、有難うルリン」「どういたしまして うふふ」
「飲み物は緑茶とリンゴの炭酸水で良かったかしら?」「ああ、有難う」
パクパクと美味しそうに食べている
「無理されないでくださいね」「わかっているよ 心配をかけたな」
猫耳をナデナデされ ちょっと赤くなるルリン
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