このエピソードを読む
2021年3月18日 13:30
そうなんですよね。アラームって、知らない間に鳴ってるんですよね。毎朝。目が覚めるまでに4、5回鳴ってる筈なんですよ……(´・ω・`)
作者からの返信
お疲れなのかしら、と、ご主人様を心配する目覚まし時計さん。無理に起こすなんて、とてもできなくて。いつも小さな声で肩を揺するのですが。今日もご主人様はむにゃむにゃと頭を抑え込んで黙らせて。目覚まし時計さんの、なけなしの勇気を無にしてしまいます。目覚まし時計さんは、そのままずっと枕元で、ご主人様の顔を間近で見つめながら。ゆっくり眠ってほしい優しさと。起こさないと大変という義務感と。ちょっとドキドキした気持ちの三拍子。どうしたらいいのかしらとぐるぐる悩んで。たっぷり一分悩み続けて。結局、も一度小さな声で。ご主人様の肩を揺するのです。彼女にとっての特別な時間。知っているのは自分だけ。ご主人様が知っているのは、最後のひとゆすりから先の世界だけなのでした。
そうなんですよね。
アラームって、知らない間に鳴ってるんですよね。毎朝。
目が覚めるまでに4、5回鳴ってる筈なんですよ……(´・ω・`)
作者からの返信
お疲れなのかしら、と、ご主人様を心配する目覚まし時計さん。
無理に起こすなんて、とてもできなくて。いつも小さな声で肩を揺するのですが。
今日もご主人様はむにゃむにゃと頭を抑え込んで黙らせて。目覚まし時計さんの、なけなしの勇気を無にしてしまいます。
目覚まし時計さんは、そのままずっと枕元で、ご主人様の顔を間近で見つめながら。
ゆっくり眠ってほしい優しさと。
起こさないと大変という義務感と。
ちょっとドキドキした気持ちの三拍子。
どうしたらいいのかしらとぐるぐる悩んで。たっぷり一分悩み続けて。結局、も一度小さな声で。ご主人様の肩を揺するのです。
彼女にとっての特別な時間。知っているのは自分だけ。
ご主人様が知っているのは、最後のひとゆすりから先の世界だけなのでした。