第2話 城下町に潜む者

その1 日常パート → 事件発生

<ここまでのあらすじ>

 エインフォート近郊のオンロ村が蛮族の焼き討ちに遭った。

 襲撃者討伐を依頼されたPCたちは村に向かい、引き上げた蛮族を追跡する。

 PCたちは途中で出会った樹蛮族アルボルのロコトと共闘して敵アジトの洞窟を攻略。

 魔将ディロフォスの部下・シトラス七騎の“獣騎”シーロフを見事討ち取ったのだった。


<簡易キャラ紹介>

 パテット(PC):流浪の吟遊詩人バード。典型的グララン。

 サンディ(PC):ガンマンに憧れる銃士マギシューのエルフ。溺れたのは黒歴史。

 シェラルデナ(PC):祖国再興を夢見る姫剣士。王家の指輪を質入れ中。

 ジューグ(PC/GM兼務):キルヒアの神官戦士のリカント。重度のシスコン。






GM : では、成長報告からどうぞ。


パテット : はーい、僕はバードを7に伸ばしたよ。


パテット : 戦闘特技 《楽素変換》を習得、戦闘時に回復できる可能性ができた。


パテット : あと明音のフルートとウェポンホルダー改買った。


パテット : 楽器を戦闘中に持ち替えられるようになったよ。呪歌演奏時はフルートで巧奏値狙い、終律の時はリュートで楽素節約が基本。


サンディ : スカウト上げました。あと弾薬の補充。


シェラルデナ : 私はファイター7にしたぞ。《薙ぎ払いI》で範囲火力もこれでバッチリ!


ジューグ : 経験点が足らなかったんで、ファイターLv7に向けて貯めとく。



GM : さて、では……


GM : 前回は新ケルディオン暦311年5月1日だったわけですが、その翌日から7日間経過します。


GM : 2.5ではなぜか住宅ルールも削除されてしまっているので、みなさんには『アームドスネイク』に下宿してもらいます。


シェラルデナ : (まだ返済に猶予がある!!!)


GM : 貴族ルールが削除されちゃったのは共和政国家だと使えないし経営がめんどい……ってのは分かるんですが。


GM : なおジューグも実家はあるんですが『アームドスネイク』に下宿しています。


GM : 7日分の生活費+下宿費は以下の通りです。


パテット : 生活費の設定が一度家買ったら消えちゃうからねえ。



大部屋で質素な暮らし   105G

大部屋でそこそこの暮らし 245G

個室で質素な暮らし    210G

個室でそこそこの暮らし  350G



GM : 大部屋ってのは2段ベッドのある部屋で4,5人で共同生活とお考えください。


パテット : 寝台車とかユースホステルみたいな感じかなー


パテット : 僕は賑やかなのが好きだから大部屋でそこそこの暮らしかなあ。


シェラルデナ : 個室で質素な暮らしを希望するぞ!


サンディ : 個室で質素かな。


サンディ : なんたってエルフの女だし!


シェラルデナ : 私だって人間の女だからな!


シェラルデナ : 荷物散らかしても怒られないし。


GM : 同室で共同生活は気を遣いますからねえ。


GM : あ、ジューグは個室でそこそこの暮らしです。一度確定した生活レベルはなかなか落とせないものです。


GM : そして、5日間まで以下のアルバイトをできます。



酒場で働く            :1日 50G

酒場で弾き語り(バード限定)    :1日 (2d6)×7G

キルヒア神殿で臨時講師(知力B3以上):1日 75G

工事現場で肉体労働(筋力B3以上)  :1日 100G



パテット : 僕は弾き語りしろと言わんばかりのやつだね。


GM : 露骨すぎる誘導をするGM。


パテット : 筋力ボーナスとか制約あったし実質選択の余地無かったなー


パテット : まあ選択する気も無かったけどw


シェラルデナ : 工事現場で働いて一生懸命稼いでおくかな!


GM : サンディはバイトしますか?


サンディ : まあ……知力バイトかな。


パテット : 2d6 (2D6) > 3[1,2] > 3


パテット : ぐぬぬ、あんまり儲からなかった。


GM : 1日ごとに振ってください。日によってウケたりウケなかったりという感じですかね。


パテット : じゃ二日目ー



<GM実況>

 初日こそ振るわなかったものの、その後は12,6,9,10と期待値以上をはじき出すパテットでした。



パテット : おお、後半で巻き返した。


GM : ですねえ。


パテット : ええと、全部7倍するからー


GM : 280Gかな? >パテット


パテット : そうだね、僕もそう計算した(



GM : では……


GM : 酒場にて。


GM : パテットが弾き語りをしていますと、深酒している若者を見かけます。


パテット : 笛も吹いてみたりー


パテット : …中の人かな(まて


GM : 酒場の主人「ジャンよ、今日はこれくらいにしとけ」


GM : ジャン「マスター、ほっといてくれよ……」


パテット : 演奏中に騒がれるのはアレだなあ。


GM : 酒場の主人「ああ、すまんねえ」


GM : 酒場の主人「4,5日前からこの調子なんだよ」


パテット : まあ今日はそこそこ稼いだし、このへんでお開きにするからいいよー


GM : ジャン「……なあ、あんた」


パテット : つまりジャンは僕のバイト中ずっと飲んでたのか(


GM : ジャン「好きな女と故郷を天秤に掛けたら……どっちを選ぶ?」


パテット : それをグラランに聞くかな…そんなもん好きな女に決まってるじゃないか(放浪の民的発想


パテット : テラスティアからアルフレイム、更にケルディオンと流れ流れた僕の遍歴を歌にして聞きたい?(


GM : リルドラケン「はっは、質問する相手を間違えてるぜ」


GM : ジャンの近くにいたリルドラケンが声を掛けます。


GM : ジャン「グスタボさん……」


GM : グスタボ「テラスティアっていやあアルフレイムよりさらに遠いとこだよな。どうやって来たんだ?」


パテット : とあるタビットの神学者さんと海に出たら嵐に巻き込まれて。


パテット : 神学者さんは今もアルフレイム大陸にいるねえ。僕だけ2度目の事故でここに。出目が余程悪かったらしい(ぇ


GM : グスタボ「へぇ」


GM : ジャン「故郷に帰りたい……とかは思わないのかい?」


パテット : そもそも故郷ってはっきりしないからねえ。テラスティアでも定住した事ないし。


パテット : ジャンこそ、恋と天秤にかけたくなるくらいの故郷ってどんなところなのかな?


GM : ジャン「ここさ」


GM : ジャン「親御さんに会いたい、とかもないのかい?」


パテット : ほほう、つまり恋の為には故郷を捨てる必要があると。


GM : ジャン「……」


GM : ジャン「……まあ、そんなところさ」


パテット : 興味がないわけじゃないけど、知的好奇心以上の物は無いかなあ…グラスランナーの親子関係って薄いんだよ。


GM : グスタボ「リルドラケンも同じようなもんだぜ。産んだ卵は孵卵場で一緒に育てるからな」


GM : なお、リルドラケンの集落から離れて人間の街で暮らしている場合は、他の人族のように親が育てる場合もあります。


パテット : リルドラケンは親子関係そのものが無い感じだね。グラスランナーは成人前に独立して放浪しちゃう事が多いから、あるけど薄いってわけさ。


パテット : で、どんな面倒な恋をしてるのかな(出歯亀


GM : ジャン「それは……」


GM : グスタボ「詳しい事は教えてくれねえんだ」


GM : グスタボ「まあ、誰にだってヒトには話せない悩みって奴はあるさ」



GM : お次は、キルヒア神殿付属の学校。


ジューグ : お、サンディか。


サンディ : ハーイ、こう見えて頭は冴えてるのよ。


ジューグ : よろしく頼むぜ。


サンディ : エルフは賢いのよ(フンス


GM : さて、サンディが子供たちに勉強を教えていますと。


GM : しょんぼりした男の子を見かけます。


パテット : 室内だから帽子を取ろう(髪


サンディ : あーらどうしたの?


GM : 男の子はトマと名乗ります。


GM : トマ「最近、父さんがおこりんぼなんだ」


GM : トマ「朝はとっとと学校に行けって急かされるし」


GM : トマ「夕飯を食べたらとっとと寝ろって」


サンディ : 随分とせっかちね。


サンディ : あるいは、見られたくない物がある。


GM : トマ「うーん……なんだろう?」


サンディ : トマ君、お母さんはいる?


GM : トマ「お母さんは、ずいぶん前に……」


GM : しょぼぼんとなるトマ。


サンディ : ん~、辛いこと思い出させてごめんね。でもまあ、可能性としてはあるか…うーん


パテット : 随分前にお父さんになったのか(怪電波


パテット : 冗談はさておいて、この言い方だと亡くなったのか失踪したのか離婚しただけかわかんないなあ。


サンディ : いないという事実で十分。


GM : その後。


GM : サンディは、赤茶色のセミショートの髪の女性神官に声を掛けられます。


ケイト : フォーキャトルさんかな?


サンディ : あんらぁ?


GM : どっかでみたことのある感じのする豊満な美女です。


サンディ : 赤毛でメガネ…まさかジューグの生き別れのきょうだい!?(コラ


パテット : 眼鏡なら僕も持ってる(謎電波


サンディ : ※そこで判断する知力B4


ケイト : ほぼ正解だ。私はジューグの姉のケイト。


ケイト : 先日は弟が世話になった。


パテット : 別に生き別れてないとこが間違いってわけね。


サンディ : あ、それはそれは…


ジューグ : あ、姉ちゃん。


ケイト : さぞかし迷惑をかけたことだろう。


ジューグ : そりゃないぜ……姉ちゃん。


サンディ : しかし種族違いってどういう家系なのやら。


ケイト : 異母姉弟だよ。私は、ナイトメアなのでね……


GM : ナイトメアを産んでも、治療が間に合えば死ぬとは限りませんし、必ず次の子を産めなくなるわけでもないらしいですが……


ジューグ : ……。


サンディ : それにしても…おおきいねぇ!(●球防衛軍感


ケイト : お褒めの言葉と受け取っておこう。



<GM解説>

私(GM)が気合いの入った立ち絵を描く女性は、高確率でナイスバディです。



サンディ : ほらエルフってそんなに大きくならないから。


GM : サンディはスレンダーでしたね。


サンディ : (海エルフはノーカン)


サンディ : 身長からすればまあ大きいねぇ!と言われるサイズではないね。


ケイト : ところで、先ほどトマ君と話していたようだが。


ケイト : あの子は父子家庭でね。


ケイト : つい最近までは、隙あらばスカートをめくろうとしてくる悪戯坊主だったんだが……


ジューグ : ……は!?(ビキイッ)



<GM解説>

少年マガジ●の『!?』ですね。




ケイト : お子様相手に本気になるな(ぺし)


サンディ : はいステイ。


ケイト : 単に父親の虫の居所が悪かった……というわけではなさそうなんだが。


ケイト : 一度、家庭訪問してみるべきか、とは考えてはいる。


ジューグ : 姉ちゃん、その時は俺も行くぜ。


サンディ : 少なくとも見られたくないものがあるんじゃないかなと私は思うけど。


ケイト : かもしれないな。



GM : 一方、工事現場。


GM : ここは、街壁の拡張工事現場です。


シェラルデナ : ふんふん、大事な仕事だな。


GM : 現在、エインフォートは人口増加を見据えて街の拡張工事を行っています。


GM : 北の街壁の外側に新しい街壁を増築しているのです。


GM : シェラルデナがせっせと仕事をして、一息ついていますと。


GM : ドワーフの女性が声を掛けてきました。


シェラルデナ : ふー、およ?


GM : 現場監督のアマンダさんです。


GM : アマンダ「今日もありがとうよ。ここんところバイトは減るわ、腕のいい石工は辞めちまうわで困ってたんだよ」


シェラルデナ : なんだなんだ、みんな根をあげちゃったのか?


GM : アマンダ「確かにキツい仕事じゃあるけどねぇ……休憩時間とかはちゃんと取ってもらってるよ」


GM : アマンダ「もっといい稼ぎ口か、楽な仕事でもでできたんかねぇ」


シェラルデナ : ふーん。ま、私にはちょうど良かったけどな! 払いも悪くないしさ。


GM : アマンダ「そう言ってくれるとありがたいね」


シェラルデナ : 監督はこの道一筋ってやつだっけ?


GM : アマンダ「ああ、そうだよ」


シェラルデナ : そういう職人さんがいるから、この街が成り立ってるんだってこの仕事してて感じたよ。


シェラルデナ : 私は冒険者やってはみてるけれど、こういうことも経験してみないとなって思うし。


GM : アマンダ「そうかい?」


シェラルデナ : そうだよ! 勉強させてもらってるよ。


シェラルデナ : (国に帰れたら、この様式も取り入れるところがあるかもしれないしなー)


GM : そんなこんなで……



GM : 5月9日、朝9時。


GM : ジューグがみなさんを呼びに部屋を回ります。


ジューグ : 重要な依頼があるってさ。


サンディ : ん~?


シェラルデナ : 5月9日はバイト無い日だよな!


GM : ええ。


ジューグ : つか、こっちが本業だろ……?


サンディ : それで、依頼者誰かな?


ジューグ : お偉いさんだってさ。


シェラルデナ : うー、わかったよーいくよー


ジューグ : パテット、起きてるかー?


GM : 二重の意味ダブル・ミーニングで。(謎)


シェラルデナ : (布団をかぶる)


ジューグ : 二度寝すんな。


サンディ : これは…霊圧が…


シェラルデナ : (もぞもぞ)


ジューグ : ほら、起きろ(ぐい


シェラルデナ : んう……わかったよーおきるよー


シェラルデナ : ……


シェラルデナ : 分かったって!


シェラルデナ : ……


シェラルデナ : 起きてるから!


シェラルデナ : ……


ジューグ : ……


シェラルデナ : ……


ジューグ : 寝てるじゃねーか(ぺし)


シェラルデナ : いてっ


サンディ : 爆弾、使われたい?(コラ


シェラルデナ : わー! サンディ! それだけはやめてくれ!


シェラルデナ : おきる! おきましたー!


ジューグ : んじゃ、着替えてくれよ。


シェラルデナ : (もぞもぞ)


ジューグ : お、おお俺の前で脱ぐなーっ!!


ジューグ : サンディ、見張りよろしく!


ジューグ : (廊下に出て、パテットを再度起こしに行く)


ジューグ : パテットー、起きてるか?


サンディ : ほーらしゃきっとしなさい。


シェラルデナ : 起こしたり出て行ったり、忙しいやつだな。


パテット : よくトイレとかち合うなあ


GM : 身支度を終えたら、1Fに降りましょう。


シェラルデナ : はーい。



GM : 支部長「ずいぶんかかったね」


パテット : さっき帽子脱いでた気がするけど気のせいだうん(


GM : 支部長「ま、いきなりの呼び出しだから仕方ないか」


GM : 支部長は特別室に皆さんを連れて行きます。


シェラルデナ : こんな呼び出しで大事な話ってなんだろな。


GM : 待っていたのは、黒髪をポニテにした長身の女騎士です。


パテット : 大事な話なんだろうねえ(答えになってねえ


キルシュ : 私はキルシュブリューテ・ヴァイツェインゼル。エインフォート侯爵の娘だ。


キルシュ : 先日はよくやってくれた。改めて礼を言おう。


GM : 彼女はエインフォート侯爵令嬢にして、エインフォート常備軍の司令官でもあります。


シェラルデナ : シェラルデナだ。お役に立てて光栄だな。


キルシュ : 今、エインフォート周辺の各村に見張り台を作って兵に警戒に努めさせている。


キルシュ : 先日のように大部隊が来れば防ぎきれんだろうが、少なくとも村人が逃げる時間は作れるだろう。


キルシュ : ……ああそうだ、依頼の話だったな。


キルシュ : 依頼したいのは殺人事件の捜査だ。だが、ただの殺人事件ではない。


シェラルデナ : ただの殺人事件ではない?


キルシュ : 昨日の深夜、歓楽街近くの路上で衛兵が不審な人物2人を見つけて誰何したのだが、逃げられてしまった。


キルシュ : 現場には胸を裂かれたリルドラケンの男性の遺体が残されていた。


GM : キルシュは遺体の人相書きを見せます。似顔絵つきです。


サンディ : リルドラケンの鱗を破るなんてまあぶっそうな。


GM : 冒険者なら切り裂くのは意外と簡単(メタァ)


シェラルデナ : ぬーん


サンディ : ところでシェラの顔アイコン、セリフの時に出てこないね。


GM : 「発言時キャラクターを表示しない」にしてますかね。


シェラルデナ : まだ設定してない! 描きかけだからな!


ジューグ : 俺なんか、「怒り」「笑顔」ぐらいしかパターン用意してないぜ(ぉ


ジューグ : なお姉ちゃんは6種類ある(何


サンディ : 私なんてラフそのままだぞ(


GM : ところでパテット。


GM : 似顔絵を見せられたパテットは「あれ……?」と思います。


パテット : あれ、台詞進んでた(ぇ


パテット : で、似顔絵が僕の知ってる顔だって?


GM : 先日、酒場で見たグスタボっぽいな……と思います。


パテット : えー、まさかあの人の関係者?


キルシュ : 知り合いか?


パテット : 今お世話になってる宿屋にいた人だねえ。


ジューグ : 胸を裂かれてた……そりゃつまり……


パテット : に、よく似てると


GM : 宿屋じゃなくて酒場ですね。


キルシュ : ふむ……。


キルシュ : ただのレッサーオーガなら君達に頼むまでもないんだがな。シトラス七騎とやらが動き出したとすれば……


パテット : 宿屋の一階が酒場とかだと(


パテット : あー、心臓ね…


サンディ : 物騒なものだね。


パテット : レッサーじゃなかったりして(


ジューグ : もっと上級の奴らオーガが関わっている、と。


キルシュ : その恐れは十分にある。


シェラルデナ : なるほどなー


キルシュ : 犯人と、その背後にいるかもしれない指揮者を摘発してもらいたい。


キルシュ : 一人5000G出そう。やってくれるか?


シェラルデナ : 殺人の事実が証拠として確保できた場合、犯人の生死は問わないのか?


サンディ : 枕を高くして寝れないからまあ、いいよ。


キルシュ : ああ。オーガであったとすれば、なおさらな。


パテット : 弾き語りはあんまり儲からないし、そろそろ大きく稼がないといけないかなと思ってたんだ、いいよー


パテット : …なんか気になる事もあるしー(


GM : 何気ないところで事件のヒントを拾うのが主人公補正ではあります。


ジューグ : 俺も問題ありません。シェラはどうだ?


シェラルデナ : いいぞ!


GM : では、次回捜査開始です。


パテット : では今夜はこれにてー


サンディ : 教鞭をとる西部劇ガンマンエルフという謎の……


GM : 何を教えたんだろう……?


サンディ : まあ普通に計算とか?


GM : 読み書き計算が基本でしょうな。


サンディ : 頭がよいから長距離射撃の計算もソラでやるんだろう(オイ



===再開===




GM : さて。


GM : 皆さん大丈夫ですかねー。


シェラルデナ : 大丈夫だ!


GM : リルドラケン殺人事件の依頼を受注しました。


サンディ : (チェンバー開放して飛び出た弾丸を空中キャッチしてまた装填する)


キルシュ : うむ、それでな。


キルシュ : 君達にはこれを渡しておこう。


キルシュ : 私の依頼で動いているという証明証だ。衛視や役人、それから各神殿の神殿長殿は把握している。


サンディ : つまり、ある程度の免状というわけね。


キルシュ : うむ。


サンディ : どの程度まで認められる?


キルシュ : 現場への立ち入り、証拠物件の確認、情報提供……というところだな。


パテット : つまり捜査権ありますよカードだね(


キルシュ : その通りだ。


シェラルデナ : なるほどな。筆記具はあった方が良さそうだな。


パテット : その手の備品は経費で落ちるんですか!


キルシュ : 筆記具程度ならな。


パテット : わーい


キルシュ : では、頼んだぞ。


パテット : あいさー



(つづく)

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