金継ぎ

作者 愛宕平九郎

86

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★★★ Excellent!!!

金継ぎと言う伝統技術を通じて、人と人が繋がり合い、時にはすれ違う。まさにその様を自然体で表現した作品です。

読み始めは伝統技術のお話かな。と読んでいましたが、進むにつれて引き込まれる展開。

静謐な世界観に情緒ある日本の侘び寂びが、融合した作品。

是非、ご堪能下さい。

★★★ Excellent!!!

金継ぎという陶器などの欠けやヒビの部分を修復し、より見栄え良く生まれ変わらせる伝統的な手法についてのお話です。
詳細な工程が丁寧に描かれており、とても分かりやすく読みやすいです。
勉強になりました!
そして金継ぎをする主人公も、その工程に合わせて心模様が描かれます。
彼の手持ち無沙汰感や焦燥感。
しかし落ち着いた大人の雰囲気などがよく伝わってきます。
最後はきっとハッピーエンドなんだろうと予感させる、読後感の良い作品です♪

★★★ Excellent!!!

 金継ぎとは、割れたり欠けたりした器を修復する伝統的な方法。
 その工程はとても時間がかかり、一つ一つ丁寧に積み重ねていく必要があります。
 おうち時間を使って、思い入れのある器を修理することを思い立った主人公の、心のつぶやきと共に修復が進んでいきます。
 読者も一緒に器が美しく復活する工程を楽しみつつ、共に奏でられるのは、ちょっと素直になれない大人の恋心。
 喧嘩別れしている恋人同士が、時に不器用に、時にあうんの呼吸で、欠けた心も修復していく様子にキュンとジーンの混ざったトキメキを感じました。
 とても素敵な物語を、みなさんも是非ご堪能ください。
 

★★★ Excellent!!!

欠けてしまった器の修復に費やす「僕」。大切な器が壊れてしまったのにはわけがあって。

家で暇を持てあますことが多いこの時期、いつか直そうと思っているものに手をつけるには絶好の機会かもしれません。

金継ぎって何? と思った人や工芸品の修復に興味のある人にもお勧めです。