おわり

最終後

再集結5作品を略して再集五って書こうとしたんですけど、

これだと意味が伝わらないと思って変えました。


何が言いたいかわからない?

私もわからない。

でも、これをわかってほしい。


傍観者であろうとするのはいいことだろうか?

自分が関わると怖いからだ。

余計な口出しはしないようにと、見ているだけでいようとする。

ただ見ているだけだと止められるものも止められない。

傍観者であることは必ずしも君を救うとも限らないよ。


先入観は人を知らない間に不幸にする。

誰しも信仰するものがあるはずだ。

どんな形でもその信仰が正しいとは限らない。

そしてその信仰を自分の考えそのものにしてしまう。

君の信仰は知らない間に先入観になっているのでは?


どの時代でも人を守る合言葉がある。

それは何かを隠すためでも、守るためでも、逃げるためでも、戦うためでも。

知らない間に口に出してしまう言葉。

それは時に他人に影響を与える。

覚えていて、君の合言葉は人を守るために使ってほしい。


人なのに天邪鬼になってしまうのはなぜだろう。

本当の気持ちを隠したいがゆえに。

それゆえの嘘なら許されるのだろうか。

嘘はいずれその人自身を追い込むことになるけど。

天邪鬼って言葉を君の逃げに使ってはいけないよ。


いつもしてることを茶飯事って表現する。

食事を意味する言葉で構成されている。

つまりそんな平凡で何気ないことを毎日できれば十分ということだ。

生きていくうえで美味しいご飯が毎日食べられれば十分なわけだ。

だから君は茶飯事に入れないほうがいいことが何かわかるよね?


こうやって小説なら”一方的”に”価値観”を押し付けられるけど。

押し付けられたものは君自身の意見ってわけじゃない。

だから、はい。この小説を読んで最後に君が私に対して思うべきこと。


疑心暗鬼

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短編集 東杏 @toa_4

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