ボジョレー・ヌーボー
「どうも、浦島太郎です」
「わたくしは講師の亀でございます。あと2週間で、ボジョレー・ヌーボーの解禁日ですね!」
「今日は酒の話か」
「マンネリ化防止のために、酒とギャンブルと離婚の話をバランス良くお届けしております」
「そこでバランス取られてもな」
「ボジョレー・ヌーボーは、フランスのブルゴーニュ地方のボジョレー地区で収穫されたブドウで造る新酒です。解禁日は11月の第3木曜日なので、今年は11月18日ですね。なおこの日は、ミッキーマウスの誕生日でもあります」
「突然の豆知識」
「飲み頃は12℃くらいなので、ワインセラーがない場合は涼しい場所で保管して、飲む直前に氷水で冷やすのがよろしいでしょう」
「涼しい場所? 冷蔵庫じゃなくて?」
「ワインを冷やし過ぎると、酒石酸が結晶化してしまう場合があるのです。飲んでも毒ではありませんが、見た目が良くないし風味も劣りますぞ」
「そうか……ビールはキンキンに冷えてる方がうまいのにな……」
「保管方法がわからない場合は、お店で売っている状態を想像してください。ビールは冷蔵コーナーで冷やしてますけど、ワインは常温の棚に置いてありますよね」
「なるほど、確かに」
「これは野菜にも言えることです。保管方法はスーパーを参考に。なお、わたくしがよく行くスーパーは、野菜売場のBGMに『六甲おろし』が流れております。阪神タイガァァァス!!!」
「それ、大阪のローカルスーパーか?」
「いいえ、普通にイオンですけど……」
「さすがに草」
「実話ですぞ。それはさておき、秋の夜長にボジョレー・ヌーボーを傾ければ、いつもと違う優雅な気分になれること間違いなしです。デートで楽しむも良し、一人で味わうも良し」
「俺、普段はワイン飲まないけど、この機会に試してみようかなぁ」
「はい、飲んだらぜひ感想を教えてくだされ。以上、亀と浦島の恋愛講座でした」
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