厄年
「どうも、浦島太郎です」
「わたくしは講師の亀でございます。今年に入ってから競馬で大負けし、株とビットコインが大暴落し、FXの失敗で貯金の半分が吹っ飛びました。厄年のせいでしょうか?」
「厄年は無実だと思うぞ」
「そうですかぁ? とにかく今回は厄年の話をしましょう。まずはこちらのリストをご覧くだされ。数え年による男女別の厄年表です」
<男性>
前厄 24歳・41歳・60歳
本厄 25歳・42歳・61歳
後厄 26歳・43歳・62歳
<女性>
前厄 18歳・32歳・36歳・60歳
本厄 19歳・33歳・37歳・61歳
後厄 20歳・34歳・38歳・62歳
「浦島殿、数え年についてはご存知で?」
「いや、よく知らない。なんか複雑なんだよな?」
「そうでもないですよ。1月1日から誕生日までは年齢に+2、誕生日から12月31日までは年齢に+1します。たとえば1980年9月生まれで今40歳の男性は、数え年で42歳ですから本厄に該当しますな」
「本厄の時って、具体的にどう気を付けたらいいんだ?」
「結婚や出産は避けるべき、とする説もありますが……。ですが、女性のリストを見てください。35歳だけ外れてますが、前厄と後厄も含めると、32歳から38歳までずっと厄年なんですよ。この時期に結婚と出産を避け続けるのは難しいですよね」
「最近は晩婚化が進んでるからなぁ」
「はい。筆者はこのテーマに強いこだわりを持っていますので、機会があれば、常木らくだの個人ブログを見てくださると嬉しいです」
「直球すぎる宣伝」
「それはそうと、厄年を理由にギャンブルを封印したら、わたくし休日にすることがなくなってしまうのですが!」
「お前、酒だけじゃなくて賭け事も好きだったのか……」
「ふっふっふ、初級編の看板を外したので、これからはギャンブルの話もしますぞ」
「本当だ、いつの間に!」
「以上、亀と浦島の恋愛講座でした」
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