第98話 ヘビいるよー

ネモケンさんコーナーは、割りと有名で

いろんな人が、ここで撮影したりしていた。


アウトコーナーに、寝転がって

カメラを構えてる人(雑誌屋さん?)がいるので



ヘビいるよー、と、俺が言うと



びっくりして、飛び上がって。

カメラ落っことしたりして(笑)。


ハハハ。



雑誌屋さんは、タイテー

ハイエースかなんかのバンにバイク積んで、楽しそうにビールなんか飲みながら(笑)。


来ていた。



別荘地の立体交差ストレートの上から撮影したり。


3コーナーから先の、伊豆高原方面には

林道がいくつかあって。


その、林道の入り口にバイクを下ろして、

そこから走っていたりした。(有料道路だから、厳密に言うと・・・不法。

だけど、この道は林道を拓いたと言う経緯があって、地元民が

通れる無料の出入り口があった。

俺たちは地元民だから、いいのだけど)。



ビンボーな雑誌屋さんとか、契約ライターとかは

バイク乗って、退屈な公道をずーっと走ってきて。

不満たらたら(笑)

料金所のおじさんに逆キレしたりするわけで(笑)。


おーやだやだ(÷)(笑)。



まあ、それを乗せる雑誌も雑誌だけど。

昔はそういうものは、編集長がカットしてたのだが。





水曜日とかが多かった。

平日は、昼間来ても観光客はいないので

結構、遊んだりはした。





カーブで観てると面白いのは、大抵は

コーナーでアクセルを開けてないこと。



あんまりブレーキ踏まないで、直線のまんまみたいなスピードで

コーナーに入る。


怖い。


アクセル開けない。寝かす。


がまんがまん・・・で、直線になってからアクセルを

おそるおそる・・・・・。



こういうのがほとんど。




俺たちは、そうじゃなくて

ふつうに、スローイン、アクセル開けながらアウト。



なので・・・・。


RZ250R=>350改の、俺の友人。(lotus7に出てくる、改造マニアのS12シルビアくん)



は、後ろを付いて来ると、コーナーに入る時にくらいついてきてしまう。



ので、アウトコーナーに出て抜こうとする。


けど・・・・。



立ち上がりは全然RZVが早い(と言うか、そういう乗り方をしてるから

アクセルを開けられないRZ350)。


だから、コーナーで並んで、立ち上がりで離す。


なんて走りだったり。



80-100くらいのこの冷川ー伊豆高原。


そんなに違いはない。


RZ350を借りて走ってみると、面白かった。

軽くて。パワーがあって。

前がひょいひょい浮く。


かーん。かんかん・・・かーん、かーん。

回りは森だから、ビデオ撮ってると音が反響して楽しい。



因みに雑誌屋さんは、見張りを置いて

対向車線にはみ出して、120+くらいで走っていた。



時々、早い対向車が来て

ぶつかりそうになってたりした(笑)。


いつか事故るなぁと思ってたら・・・・ここじゃないけど

どっかの農道で、雑誌屋さんが

正面衝突で死んだとか、出てたなぁ。



そりゃーフルバンク、右コーナだったら

アタマ出るもんね、対向車線に。(笑)。




サーキットって対向車居ないし(笑)そこはシロートだ。レーサーだって。






ここは、ロータス7レプリカでも良く来た。

早朝である。

60-80くらいで走ってると200+くらいな感じがするので

楽しかった。


刺激があるから。低いし、風がまともに当たるし。

ゴムブッシュないし。

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