第6話 国王VSベルガモット家 Ⅵ

 父と母に任せたバトルは、どうなった?


「さあ、ここにサインをお願いします?悪いと思ってますよね?」

「あぁ、だ、だがな?」


 まだやってるか………仕方がないな!


「それでしたら、お父様金額を白金貨150枚に致しましょう!そして国土を少し広げて貰いませんか?」

「おお、良いな!そうしょう、成らば少し契約書の訂正をして……」


 父が書類に、カキカキ書き足してますよ!書けましたか?(笑)


「これでサインをお願いしますよ?私達も帰って食事にしたいですから、早くしてください?」


 そうですわ、チビッ子達が待ってますよぉ~。


「だ、だが……領地は。お、お前達こんなことをして先代が、嘆くだろうに?」


 お、はぐらかしたぞ!


「はぐらかすおつもりでしょうが、そうは行きませんよ?先代………私の両親も、両手を挙げて喜んで居りますよ?先日、父と連絡を取り話しましたから。そして何より、パトリシアの身を案じて居りましたよ?随分と嘆いて居りました。其で、何か問題でも?(嘘だが)」


「そ、そうか……だが白金貨150枚を出してしまうと………」

「あぁ王族の皆様が、贅を尽くせなく成りそう?ですか?今まで贅沢をしてらしたのですから。そこは我慢も必要では?特に王妃様の支出が多い様ですがね……」


 やっぱりそうなのねぇ?良く耳にしたもの。

贅沢で困ると………。


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