第566話 空駆ける彗星
年の終わり、人々は年が明けるその瞬間をカウントダウンしていた。
「5,4,3,2,1,0。ハッピーニューイヤー!!」
その瞬間、青白い発行体が空を駆け抜けた。
「おい!!あれ見ろ!!なんだあれ!?」
「何?何かの演出?」
「違う!!あれは彗星だ!!」
空を駆ける彗星は、そのまま近くに落ちた。人々は、彗星の方に向かって走り出した。
「彗星が落ちたぞ!!」
「宇宙人がいるんじゃない!?」
「近づいて大丈夫?危なくない?」
そこには、本当に宇宙船があった。
「宇宙人だ!!やっぱり宇宙人がいるんだ!!」
ざわつく人々。そして宇宙船のハッチが開いた。ブシューッ!!と煙が立ち込め、中から現れたのは、今話題のアーティスト三井垣輝だった。
「三井垣輝だ!!」
そして曲が流れ出し、ライブが始まった。そう。これは、三井垣輝の年越しライブの演出だったのだ。
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