第505話 代理出産?
妻が産気づいて、もうすぐ子供が生まれる。俺は病院へ急いだ。
「急いでください!!奥さんのところへどうぞ!!そばにいてあげてくささい!!」
スタッフに呼ばれて分娩室に入った。
「ううっ!!あうっ!!くぅ!!あああぅ!!ううう!!」
妻の悲痛な声が聞こえてくる。
「真理子、頑張れ!!真理子!!俺がついてる!!」
「ううっ!!あーーーー!!!くうぅ!!」
「頑張れ!!真理子!!」
俺も妻の悲鳴のような声に力が入る。
ぐぅうううーーーー!!ぎゅるるるるる!!!!
俺は緊張と力が入った事で、急な腹痛に見舞われた。
「す、すまん。腹が……!!ト、トイレ行ってくる!!すぐ戻る!!」
そして俺は、トイレへ駆け込んだ。
「ひぃひぃふー!!ひぃひぃふー!!」
俺はそう言いながら、トイレの個室に籠って妻と共に出産するのだった。
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