第498話 魔法瓶
私は凄い代物を手に入れてしまった。それが魔法瓶だ。魔法瓶っていうと中が真空状態になっていて、中身の温度を保たせる容器の事だ。普通ならそれを想像するだろう。だが私が手に入れた魔法瓶は、違うのだ。私の手に入れた魔法瓶は、まず朝のうちに白湯を入れておく。昼間の食事の時間帯になり、魔法瓶を開けると中身がお味噌汁になっていた。白湯が違う物に変化する魔法の瓶だったのだ。私は昼食の時間が楽しみになった。
「今日は何に変わってるかな♪」
私は楽しみにして魔法瓶を開けると、コーンスープになっていた。
「わぁ!!コーンスープだー。やったー!!」
私は温かいコーンスープを飲む。寒く冷えた体に甘いコーンスープが染み渡り、温まる。
「白湯以外の物を入れたらどうなるのかな?」
私は、白湯ではなく、コーンスープを入れてみた。そして開けてみると粒のコーンが入っていた。
「おお!!グレードアップするのね」
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