第301話 supreme stars
我が家にホームステイしてきたスージー。彼女が日本に興味を持ったのは、日本の和の文化が美しかったからだと言った。僕達家族は、スージーが一年間滞在する間、とにかく日本の綺麗な物を沢山見せてあげる事にした。着物、金閣寺、桜。本当にありとあらゆる綺麗なものを見せてあげた。その度にスージーは感動していた。
「スージー。今日見せてあげる綺麗なものは、山の上にあるんだ」
「山の上ですか?何だろう。とても楽しみです!」
夜、スージーと一緒に山を登った。そして山の上から空を見上げると、満天の星が見えた。
「Wow……!! It's supreme stars!!」
スージーは、興奮すると思わず母国語である英語が口から飛び出してしまう癖がある。どうやら日本の星空もスージーを感動させたらしい。
「どう?日本の星も負けてないだろ?」
「とても綺麗ですね!また良いものを見せてくれてありがとうございます!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます