第10話応用訓練

 問題は魔力量だった。

 新兵用の新型宝珠エレニウム97式突撃演算宝珠は魔力をかなり食うからだった。

 だが、その代わりに複数の術式を同時並行で発生させることが従来の量産型よりもできるようになっており、自身のデコイの分身を何個も作りながら飛行可能でありターニャの魔導連隊構想の中核だった。

 だが、その宝珠を使えるのは生き残りの三万人の基礎訓練を通過したものの中には1000人ほどしかいなかった。

 残りは魔導力の枯渇で慢性疲労を訴え結局、ターニャは予定通り5個連隊をなんとか編成すると残りの第一次脱落組に基礎訓練。第二次脱落組に彼らが持っている宝珠一個ともう2個の予備宝珠を並行起動させる訓練を課して、自身はゼートゥーア准将に報告を行った。

 ここまで来るのに一月が経過していた。

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