第603話 roofy and meg

もうひとつの争い、と言うのは

生物である以上、避けられない

生殖の問題である。


恋愛、と言ってもいいが

その場合は、婚姻を意味しない。



即ち、恋愛する状態を脳の中で楽しむ

ゲーム、のようなものである。




人間は、発情期がなくなったので

恋愛を、いつでも楽しむ事ができるが

しかし、対象が必要である。




端的に、脳の中で快い状態を得るだけ

(報酬系と言われる)のであるから



その状態を得る為なら、別に薬物でも何でも

良いのではある。





単純に、これも進化の過程で

生殖を行わないと滅びてしまうので

それが快い、と

思うプログラムになっているだけであるから




人間は、生殖でなく恋愛として

それを楽しむように進化した、と言う訳で



群れの保存はあまり重視しなくても

生き残る事が出来ている、と言う訳だ。






それならなぜ、攻撃性だけが進化しないのか?

不要に攻撃的になって、群れの中で

虐めを行ったりするのか?




理由は簡単、数が増えすぎて

それを都市社会で管理しているからである。



つまり、オキシトシン活性で攻撃をセーブすると


数は増えるだろうか?



否である。







恋愛も思いやりと優しさが基本になって

たとえ、ひとりの人を複数の人々が求愛しても



愛された人の、気持ちを思いやるから

結局は、争う事なく皆が幸せになれる。




ミシェルとめぐとルーフィ、それとセシルの

ような関係でも、お互いに思いやると


思いやる事で、オキシトシンは幸せな気持ち、快い気持ちを齎す。




つまり、それはお友達みんなへの愛、である。











「あ」アメリカの神様は、それで思い出した。



あの、めぐと言う娘に頼むべきだった。


魔法使いルーフィ、の御主人様、アメリカンだと言う彼に

アメリカ国民が、幸せを得られるように

助けてあげられるように。




頼んでくれるとありがたいのだけど。



------------------------- 第891部分開始 -------------------------

【サブタイトル】

jkリフレ( ^∀^)


【本文】

ディーゼルカーに揺られて、音楽の夢想に浸っていためぐのケータイが

チャラーん、と鳴った。



着信メロディーは、ヴァン・ヘイレンの

errrption!だった。



エディ・ヴァン・ヘイレンのギターソロ。




キャハは、なにそれー、と

れーみぃが笑う。




Naomiも、しぶーい、なんて。。




リサは「カッコイイ」と。




イギリス青年は、cool!と。






メールは、神様からだった。




from:god@heaven.com

to:meg@megunokuni.com




あー、わしじゃ。

アメリカンの神様がの、お話したいと。


なんでも、ルーフィさんの御主人様の

夢にお邪魔して、アメリカの未来を

助けてほしい、って。


ことらしい。




よくわからんで面倒だと思ったら、断ってもいいよ。じゃな。






と、メールは、最近流行の声で入力する

アプリで作ったらしい。




およそ威厳のない神様(笑)だが



JKと話すのがうれしいのだろう。(笑)。

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