第591話 hillsid

天上で、神様たちが

めぐたちを守ろうとしている時に


地上のめぐたちは、何も知らずに


ディーゼルカーに揺られて。


SuperExpressが通り、ローカル線路になった

かつての幹線、NorthEastラインを



ゆっくり、ゆっくり。



旅を楽しんでた(笑)。





やっぱり、夜帰らないといけないのかな、なんて(笑)


めいめいに、そう思っている。




受験とか、卒業とか。



そういうものに、直面したくない気持ちは



みんな、やっぱり18歳の

女の子である。




そのまま、一緒でいいのに、どうして卒業しないと

いけないのかな?



なんて、思いながら




4人のうちのひとり、リサは



もう、既にこの国鉄に入る事が決まっている。




その、国鉄が無くなってしまうかもしれないと


言うので、リサは出奔、神様たちは


アメリカンに魔法(笑)を掛けたと



そういう訳なのだけど。





アメリカンたちの欲望が、ほんの少し抑えられたら

遠いヨーロッパの果ての、めぐの国の

国鉄と郵便を



投資の対象にしよう、なんて

変な投資家はいなくなったのだけど。




せいぜい、日本あたりで止まっててくれればいいな(笑)と



めぐの国の神様が思うように。

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