第380話 おしゃべり魔女

悩みは、ひとの心の中で

記憶を元に、繰り返し演算されるから悩みになるので


記憶<=>演算(時間の概念がない=4次元)



使われる記憶は強化されるので、よく連想される。



だから悩みになるので



音楽のような、別の刺激で


外の世界=>演算=>結果(リアルタイム=3次元)



と、言う形で脳が動いていれば、悩みはその間、なくなる。




人間は知能だけが突出してしまって、目の前の3次元的な時空間で

起きた事を考える為に、シミュレーション能力を得た結果


時間と関係なく、悩み事、大抵は想像と現実の違いで起こる事だけど


それが、続いてしまう。






リサの場合もそうで、音楽はそれを断ち切ってくれるから、いい。


映画でもいいけれど。人はいつも脳で演算を繰り返しているので

新たな刺激を与えた方がいいのである。




つまり、それはバグ、プログラムのミスなのだけれども(笑)



思考停止をする試みは、例えば瞑想とか、信仰などである。




コンピュータは、人間の思考を模倣して作られたから

当然、似たような対処ができる。




例えば、アナログの音波をシミュレートするデジタル録音・再生プログラムでは

どうしても変換誤差が音になる。



音が無い時、デジタル計算器のノイズがアナログの音になって、出てきてしまうし


変換精度が低い時もノイズになる。




音が無い時も計算しているからノイズになるので


それは、人間の頭がいつも演算をしているので、悩みが起こるのに似ている。(笑)



対処として、瞑想のように計算を停止させたり、ランダムな計算をさせて

ノイズを細かくしたり、とか。


似たような機能はある。




おしゃべりが好きな人、なんてのはそれに近い(笑)。









さて、一方のめぐは.......



客車の最後部、車掌室で


れーみぃと、Naomiと一緒に



楽しくおしゃべり。



「制服、合ったんだぁ」と、れーみぃ。


NaomiのCAルックが、羨ましそう。

すらりとスタイルの良いNaomiが、黒の制服でサービスすると

人気になりそうだ。


「うん。でも、食堂車の方が楽しそう」と、Naomiはちょっと、照れっぽい(笑)




「お皿洗いだもん」と、めぐ。


ウェイトレスしたかったんだけど、お料理運ぶの無理っぽいし(>.<)



楽しいおしゃべりは、3人もいるといつまでも続く(^。^)


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