達観1………ホント?

 チョと前、ある小説を読んでいて(少しだけですが……具体的には十数ページ)高校生の男の子なのに『人生を達観している』…………みたいな記述が出てきた…………ホントですか? ホントに達観しているんですか? もし本当にそんな高校生がいるのなら、私を弟子にしてください…………おねがい。…………断られてもしつこくお願いに行くと思う…………凄すぎるから。色々教えて欲しい………どうやって達観できたんですか? どうやって欲を無くすることができたんですか? 多分、ウソだと思う………………。達観なんて、この汚らしい世界で生きている以上、多分ムリ。…………お釈迦さまぐらいかも………できたの………。……でもあの方は……………苦難の修行を乗り越えて、はじめて達観されたはず………日本にいて、競争社会でライバルを蹴落とすことしか考えていないようなエリート高校生に(勉強に限らず………私は汚いことが嫌い……)…………達観なんてできるはずありません。………そもそも、『人より優位に立とう』という意思が心に芽生えている時点で、欲望が吹きだしてます(さもしい性根)…………。………たぶん、カッコつけるためだけの設定です…………。私がこんなことをいうのは、なにもその作者さんが嫌いなわけではありません……………そういう分かりにくい属性を(凡俗には到底ムリな属性を)いかにもできそうにしてしまうと、世の中の中高生が、「なんだ達観って、簡単じゃん」と勘違いしてしまうからです…………それが嫌なだけです…………勘弁して、頼むから………この小説って王道ですか? 内容は知らないのでわかりません……………なんか競争社会を称美してたような感じの文があったから、おそらく覇道…………王道にしませんか? 王道のほうがいいですよ…………とはいえ、私も覇道の話書いてるもんな~、人のことは言えんな~。

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