5月5日Ⅶ(19)

…。

やばいやつだと思われたのか返信が一向にありません。

やばいわぁ。

もう次会った時見せる顔がない。

恥ずかしすぎて顔で湯が沸かせるよ。

ま、まあ落ち着け私。

まだ取り返しがつく、はず。

訂正内容を書いたメールを送れば!

…。

やっば。

バッテリー落ちたか?これ。

つかないんですけど。

もう詩歌たちに電話できないじゃん。

唯一の命綱が。

おわた。

もう私の人生終わったわ。

神様でも仏様でも詩歌様でも愛奈様でも誰でもいいので救いの手を私に。


とりあえず余分なエネルギーを使わぬよう、じっとしておくか。

うむ。

そうしよう。

その間に私は脱出方法でも考えておこっかな。

果たして出られるのかはともかくとして。

うん。何事もポジティブに考えないとね。

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