最終話 カラフとエレインへの応援コメント
とても面白かったです。
ただコメント内であった「カラフとエレインも不倫をしている人間なのだし」という部分があったのに、最後にマルゴや王への制裁というか、取って付けたような勧善懲悪っぽい結末にしたのは、個人的には引っ掛かって残念でした。
自分としてもハッピーエンド主義者で、「王様サイドはお咎めナシかよ!」と不満を持つ読者もいるでしょうが、『登場人物全員に、絶対的な善人も悪人もいない』ということであれば、そこは平等にするべきだったと思います。
とはいえ4万文字とは思えない密度や満足度でした。お見事です。
作者からの返信
最終話まで読んでいただき、お褒めの言葉ありがとうございます。
結末に関する貴重なご意見、とても嬉しいです。
作者は浮気や不倫が大嫌いで、カラフとエレインには不倫の代償として死んでもらう予定でしたが、結局は大勢の読者ウケを狙った結末になりました。
本音を言えば、不倫を美化する形になったことがやや悔やまれます。
第13話 病める明星への応援コメント
誰が善いとか悪いとか言えませんが、王宮の人間関係のドロドロ模様が凄まじいですね……。
それでいて史実の王家や武家も、更に闇深な一面があったと思うと独身者としては身震いするばかりです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
不義の愛から一転して明かされた王宮のドロドロ劇、お楽しみいただけて何よりです。
おっしゃる通り、史実はよりいっそうドロドロして、残酷だったんでしょうね……。本当に、現代人&一般庶民で良かったなぁと思います。
編集済
番外編 マルゴと王 後編への応援コメント
素敵なストリーラインに、美しく読み易い文章。
様々な要素が詰まった作品を、とても楽しく読ませて頂きました。
どちらも、欲する者の為に行動し、かたや苦しみぬいて手に入れた者と、人を苦しめて何も手にできなかった者との対比が綺麗です。
ありがとうございます。
磨糠 羽丹王(まぬか はにお)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
文体等お褒めいただき、またストーリーもお楽しみいただけたようで何よりです。
登場人物の対比に注目していただけて嬉しいです。作者的には、主人公はもっと苦しんでも良かったと思います(笑)
番外編 マルゴと王 後編への応援コメント
一気に最後まで読んでしまいました。
不倫という許されざる行為を犯したカラフとエレインの関係性を祝福するわけにはいきませんが、それでもカラフが彼女を支えに行ってくれたことには安堵しました。ただ……カラフは軽薄でしたね……。
一番の被害者はマルゴだったように思います。王様は、たしかにマルゴを愛していたでしょうが、マルゴの心の機微までは推し量ることができなかったのですね……。
とても心に重くのしかかるお話で、読後の満足感でため息が出るほどでした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そして、最後まで一気読みしていただけてとても嬉しく思います。
カラフという男は間違いなく軽薄で、けしからん奴です。そんな男と、世間知らずの王妃が身の程を弁えず不倫し、苦しむ様子を書きたくて始めた物語です。
おっしゃる通り、マルゴが一番かわいそうです。
ですが、現代とは違い、女性の立場が弱い時代、彼女がああいう結末を迎えてしまうのは仕方がないことでした。王様も人の上に立つ者であるがゆえに、下々の心の機微にまで気が回りませんでした。
改めて、とても励みになる感想、本当にありがとうございました。
最終話 カラフとエレインへの応援コメント
読ませて頂きました。アマーリア先生だと気づいた時のカラフとの会話が少しほっこりとして良かったです。
全体を通してとても素敵な作品でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
お楽しみ頂けたようで何よりです。
シリアスな作品ですが、ラストには2人の幸せな行く末を暗示するコミカルな面も入れてみました。
番外編 マルゴと王 後編への応援コメント
賢い王様、王妃さまと明星には完璧なアフターフォローも考えてたのに、肝心の最愛の女性の心を考えてあげられなかったとは。
人の心はチェスの駒のようには扱えないからなあ……。
妙に挑戦的な、煽るようなセリフを明星に語るところとか、王様の思いを色々と想像させられて、楽しかったです。
とても楽しく読ませていただきました。
私個人的には、明星が修道院で誓いを立てたところで、裏話はぼやかす程度の出し方でもよかったかなあ、なんて思いましたが、これはあくまでも個人的な感想です。
今回も素敵な物語をありがとうございましたm(_ _)m
作者からの返信
コメント及び、素敵なレビューもありがとうございました。
おっしゃる通り、王様は肝心の女性の気持ちを考えてあげられず、人心を駒のように扱えませんでした。マルゴは心優しい、普通の女性でしかなかったのに。
王様の煽りは、作者もお気に入りです。あのセリフの中には、作者のカラフへの個人的感情も詰まっています(笑)。
裏話は、R18版の本編公開から半年たってから書いたものです。書くかどうか本当に悩みました。読者様にあれこれ想像してほしかったので、あえて書かなくても…と思っていたのですが、思い切って公開に踏み切りました。ちょっと後味が悪くなりすぎてしまったかもしれませんね。
貴重なご意見、ありがとうございます。
また、ラストまでお付き合いいただき、心から感謝申し上げます。
番外編 マルゴと王 後編への応援コメント
王様はそこまで悪いことをした訳では無いのになぁ……憐れな人だったね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
また、ラストまでお付き合いいただき、たくさんの感想も本当にありがとうございました。
王様は本当に憐れな人です。せっかくカラフのためにフォローもしたのに。
しかし、為政者として身分不相応なことを望んでしまったし、胎児殺しの天罰が下った、ともいえるかもしれません…。
番外編 マルゴと王 中編への応援コメント
よくある王族にまつわる貴族の暗躍と言えばそれまでだけどねぇ?
兄貴はしっかりクズだな。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
おっしゃる通り、史実を調べると、この物語と似たようなことがたくさん起こっていますね。
そんな暗躍に巻き込まれ翻弄された人間たちのストーリーです。
兄貴はまさかの黒幕?言い出しっぺです。王家と姻戚になったらウハウハですからね…。
番外編 マルゴと王 前編への応援コメント
何故生家の爵位以外に全く王妃に向かないエレインを王妃にしたんだろうか?
もっと向いている人間を王妃にすれば良かったのにね。
ある意味王もエレインもマルゴも被害者ではあるよね。
個人的にカラフは完全に論外。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
王妃として大事なのは、血筋が良くて健康で、若くて子供が産めることなので、性格は二の次だったのでしょう。
先代王とエレイン父が決めました。
王や貴族は政略結婚が当たり前ですから…
王もそれを呑み込んで、マルゴを愛人にするだけに留めておけば良かったのになぁ、と作者的には思います
( ;∀;)
最終話 カラフとエレインへの応援コメント
こうなると王様だけが哀れだな。
二人が国外追放にすら成らないのは微妙だけど。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
初期構想では、身の程をわきまえず不倫に走った二人とも、死ぬ予定でした。
しかし、作者のハッピーエンド主義が、結末に手心を加える結果となりました。
「ハピエンで良かった」「王様ざまぁみろ」というご意見もあり、その中で主役2人を批判するご意見は非常に有り難く頂戴致します。
最終話までお読み頂き、ありがとうございました。
第13話 病める明星への応援コメント
実際王やマルゴが不倫をしやすい様に場を整えたとしても、実際に不倫に走る決断をしたのは二人だからねぇ?王とマルゴを責めるのはお門違い。
それに元々王がマルゴと関係を持っていたしても、王族なんだから咎める人は誰も居ないわ。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そういう、主役2人に厳しいご意見を待っていたので、嬉しいです。
不倫って本当に愚かなことだと思います。しかも王妃と臣下ですから、なおさら。
王様が侍女に手を出すのも良くあることですが、王妃にするのはアリかというと、難しいところですね…
第12話 不義の代償はあまりに高くへの応援コメント
二人とも極刑&実家取り潰しor没落じゃないだけマシでは?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
おっしゃる通り、一番最悪の事態は回避できただけマシですよね。作者も不倫は嫌いなので、そういう展開にしようと構想していた時期もあります。
番外編 マルゴと王 後編への応援コメント
本編終了時は『取って付けたような勧善懲悪』という感想を抱いてしまいましたが、番外編を読むとまた印象が変わりますね。マルゴもまた本人なりの苦しみや葛藤があり、彼女というキャラクターを掘り下げて作品全体の深みを増すためには必要な章でした。
それぞれの人物や結末などには、読んだ人の数だけ称賛・不満・感想があるでしょう。ひとつとして同じレビューにはならないと思います。そういう作品を『名作』と呼びます。素晴らしい作品でした。
作者からの返信
最後の最後までのコメントありがとうございます。レビューも大変嬉しいです!
マルゴは本作で一番弱く、人間らしいキャラだと思います。女性の立場が弱かった時代の被害者として書きました。
おっしゃる通り、本作に関してはいろいろなご意見をいただいており、その一つ一つに驚きを覚えます。作者としても非常に勉強になる作品でした。
この度は、励みになる感想を本当にありがとうございました。