20220617
東京って飛行機めっちゃ低空飛行じゃないです? なんでみんな見ないんです?
あれ落ちてきたらってわくわくしません??
東京旅行一日目の記録。
まあ、疲れた。
当初の予定より予定を入れなくてよかった。
今日の宿は新宿の「Book and bed」。
夜、ゆっくり本を読めた。自分がちゃんと活字と向き合えるようになっているのを再確認出来てほっとした。
ほんと、何も感じられない日々が長かったからなあ。
今日のメインは「琵琶教室の体験に行くこと」だった。
琵琶ってご存じですか。平家物語を語るときに弾かれるあの楽器です。
なんで琵琶、って話をまずしなくては。
去年の九月くらいに、楽器屋さんにあるものを預けた、なる文章があると思う。
それが件の琵琶です。
買ったわけではなく、貰い物。
元は、亡くなった方の遺品だったとか。
なんでそんなものが私の手元にやってきたのかというと、
発端は、私が音楽好きだったことにあると思うのですが。
なんだかんだ習い事とか、部活で楽器をやっていて、
高校の時は友達と一緒に琴部に入りまして。
そこで邦楽、たのしいなあとなったんです。
で、大学。
授業で琴があるかと思っていたら無く。
代わりに選んだのが琵琶でした。
伝統文化演習という科目で、他にもいろいろありました。
そのことを、高校のときの琴の指導教諭に年賀状で報告。
かるーい気持ちでね。
そうしたら、その先生のところに、知り合いから「琵琶が処分されそうなの。」と相談があったそう。
先生の知り合いの旦那さんの遺品。親戚に琵琶を弾く人はいなかったそうで、楽譜はすでに処分されてしまったんだそうで。
その話を聞いた先生が思い出したのが、私の年賀状だったわけです。
で、先生からメールをいただいて、
まあ処分されるぐらいならもらいますよー、と軽ーく返事。
いざもらいに行ってみたら、ちゃんと置く用の台ついてるし、なんと二つあるし……。
大変なものを譲り受けてしまった……、と焦ったものです。
しかも、メンテナンスをされておらず、破損や弦の不足なんかがあり、一回楽器屋さんに診てもらわなくてはならないくらいでした。
それが、三年前の話。
ちゃんと楽器を診てもらったのが去年。
……今日やっと、教えてもらえる先生を見つけました。
あまりにも放置して申し訳なさしかない……。
こういうことする時間を作りたくて仕事辞めたまである。
いざ体験に行ってみると、とても意欲的な先生で。
私の弾く姿を見て、
「これなら七年ぐらいで先生になれるよ!」
とのこと。
おだてられて次のレッスンの日取りまで決めて帰ってきてしまった……。
「僕の教え方、他の人より三倍速いけど。がんばってね。」
とのこと。
こりゃ自主練が肝になる先生や……と軽く冷や汗をかきました。
まあ、そのうち手に職を得られると思えば。
なにより、ずっと弾きたかった琵琶を弾けると思えば。
基礎練習だけでもとても楽しいのですよ。
一時間ぐらいそれだけでもいけると思う。うん。
働く、以外の人生の選択肢を選べる余裕ができてよかった。
さあ、明日も長いので今日はこの辺で。
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