大南東地方 その二


【獣人諸島国家】

(南東地、真南海海岸沿い最果て赤道直下・サーヴェランスより北に位置する)

【首都】ヴォルガング

神獣(グリフォンの様なデザイン)


元々は、獣人達が元々住み着いていた南国諸島へ。

サーヴェランスが生活文化を持ち込んだ、海派貴族との接点は此処から出来た。


当時は、戦闘民族染みた考え方を持っているが、強い種には従順な習性を持っている。

人間の様な真似事を当初は嫌っていたが、種の存続と他国との連盟を持ち掛けられ。庇護する形で出来た国へと発達していく。

名目上はサーヴェランスの属国的立場になっている。


国家設立を促す為に、浮遊大陸へのゲート技術を取り入れた都市化させる計画を持ち掛ける。

それらの重要性をいち早く理解した、人狼属ヴィギュネィ族のヴィシャ家が先頭に立つことになった。その時の仲介役のネレイド家の祖先、指導の下。サーヴェランスが教育斡旋を行った。


戦闘狩猟面の強い種ではあるが、実際は好奇心旺盛である。

種族によって極端にわかれ、農耕に重きを置いたり、漁業に強い獣人と。

専門的な分野に秀でている。


山派貴族は当初、四苦八苦すると思われた。一年も持たず、すんなり受け入れられた。(実際は読み書き計算を主に、魔脈教育と戦技を主体とした技術で餌付けされた様なものだった。彼らの口コミの伝播力の賜物である)


ネイアとヴィラの関係は近いのもその為。


それとは別に、長い年月と付き合いが邁進し。低香料の石鹸の原料並びにホムンクルスの原料等々を栽培して豊かになっていく。

ただ発展には抑止を伴い、人為的発展に制限をかけている。その為一部未開の島が散在しているのは敢えてである。


周辺諸国からは意外と観光地としての真価を発揮し観光明媚な国となっている。

意外と性風俗関連も多くそれ目当ての旅行者も結構多く、第二の資金源に発達もしてはいる。

ただ、メインは栽培した石鹸関連の香料、ならびにゴム等の原材料が主、その代価として色々な衛生品や文明品を受け入れている。



【神聖国家サーヴェランス】

(南東地、真南海海岸沿い赤道南越え一帯)

杖と太陽とローレルの刻印が国旗。

【首都】サーヴェランス


法制国家、所謂内生的魔法に重きを置いた国。

海側を光のオーロラと言う壁を形成している。半水没している土地。

治癒、防護、強化と言う魔法を主軸にした戒律の国

宗教色強い国で、水の恵みを命の源と敬っている。

水没の街、「アレー・ジュア」はヴェネツィアを彷彿とさせる。

ネージュ、ネイアの祖国。


錬金文化、衛生文化が色濃い根付いており綺麗好き。石鹸を始め、鉱石からの冶金文化を練って生活へと落とし込む。生活錬金技術が異常に発達している。

サーヴェランスしかない『錬金ギルド』というのもある。


太古の遺産を守った眷属と言われる者達が国政を敷いているが、

実際は民主で議題を進め固めてから、次に貴族階級の者達が出資を兼ね合いで詳細を研磨するという行政システムを取っている。

海派は民主傾向が、山派は武力傾向が強い。


後衛学科組織筆頭の聖杖師団、前衛学科ではセントナイツウォーリアと言った組織が存在している。

聖杖師団自体は、一種の医療機関並びに治療技術を主に。

セントナイツウォーリア自体は組織の一つ、その中でも精鋭と言われる『精鋭剣閃隊』などが存在している。

彼らの鎧はグランシェルツの鎧とは異なり、重装備傾向に偏りを見せ魔銀鋼の素材を元にしている。

昨今では、魔銀鋼の糸への技術を考案され始めている。


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