元勇者一行とローレライ王との遺恨
ラグナ
【剣の勇者、ラグナ・エクスバーン】
父。レージ誕生時は24歳。現39歳
四神源流を独自に編み出した剣士、元ローレライ国の最年少騎士。現役時代は魔獣討伐スコア500越え。(騎士・冒険者時代合計。)
遺恨の原因は、王に一方的に叛旗を疑われ。ラグナの父と母は眼前で打ち首、晒され家柄を没落し投獄。神話伝説の剣王エクスバーンのガチ直系のガチ末裔。
白髪の剛毛に流し目、脳筋で体育教師の様なガタイを持つ。
フィジカル至高主義者。最高位封印環を三つ付けている。
15の時に同時に投獄された、ガラムと一緒に脱走・出奔、国を遺恨を一緒に棄てる。
外の世界で数多の活躍、1年待たず勇者と呼ばれ。ローレライ王の鼻を明かし続ける。柄が悪い陽キャな男だが、おせっせと剣に関してストイック。
「クソ王の面を拝むより、嫁さんの股下を覗くのが幸せ。どうでも良い。」
エルフィ
【叡智の魔導師、エルシャ・エルフィーア】
母。レージ誕生時は同じく24歳。現39歳
両目に六星魔眼を宿す程の莫大な魔脈を持つ大魔導師。研究狂いの魔眼の魔女とも言われ。壊すのは山か川か海と言うレベル。
目じり垂れた、豊胸巨尻のオカズ魔導師、鉄拳剛腕魔導師、発狂魔導師、キチガイ魔導師と山の様な綽名持ち。逸話も絶えない。
絶対記憶能力、王宮図書館から国中の書籍を全部読破済み。最高位封印環を五個。
実は魔導国家スフィア・アーツ王家に仕えていた名家の血筋。上記道理の筋金入りのマッドマジシャンで家系きっての稀代の問題児。
遺恨の原因はローレライ王から魔眼の魔女と言われ続け、家柄の名目を重んじている家長を初め、屈した当時の王が死刑執行。執行直前に、エルフィに一目惚れした父さんに助けられる。
有無を言わずに助けた父さんに一目惚れ、全部ぶん投げて駆け落ちした。
(ちなみにこの一連の行為は眉唾な御伽噺と言われている。)
蜂蜜色の髪を持つ六星魔眼の淑女、レージの美貌は目元以外母似である。
夜のおせっせは未だ続いている。ケッコウスキモノ。
「本よりも面白い事を教えてくれた色々な意味でクズ過ぎて素敵すぎる人」
実は剛腕爆砕の持ち主。
サーク
【思慮の勇者、アイザック・ザラージャ】
耳長、所謂エルフ的種族。レージ誕生時、240歳。現255歳
ゲルニカに滅ぼされて散り散りになった一族、非力だが罠や仕掛けを用いた戦いが得意。知的で洞察力が鋭く弓の達人。自然の理を知り尽くす知識を持ち、万象に敬意を払っている。シーフ、レンジャーと言う立ち位置。
ローレライ王から長々と言われ無き迫害され続け。土地を追われ続けた、疲弊しきった一族がゲルニカによって壊滅し絶命直前に。ラグナ達に助けられる、それ以降、共に行動をする様になる。
「あの愚王が死ぬまでは死ねない、我が人生。」
アーシャ
【医の勇者、アイシェン・フェイ】
人間、僧侶(巫女)・医者。レージ誕生時29歳。現44歳
北東地の出身者、古くからあるアイゼン太古国と言う国からやって来た。医学、魔脈を駆使した治癒、援護を主とする。格闘と医学を持つ黒髪、僧侶(巫女)。
当時諸国を旅していた。その際に木っ端貴族の魔族が起こした厄災を一人で食い止めていた。そこに居合わせた父達に助けられ元凶を討伐するも。
ローレライ王がアイゼン王に厄災の原因が彼女だと、虚偽の密告。祖国はそれを鵜呑みをし鎖国、自身も大罪人指定にされた。それ以来祖国を棄てて同行。
以上の事から上級階級に対して毒舌家になってしまった。
「この世で本気で毒殺したいと思った奴、でも長年の知識を無下に使いたくもない。死に目で面を見せて、発狂させてやりたい。」
ガラム
【鉄の勇者、ガラム・ガーン】
山地人、刀鍛冶・冶金&戦士。レージ誕生時120歳前後。現135歳前後
北方の出身者、北方大森林を超えた断崖山脈の鉱山の根城にする一族。火と鉄を向き合い生きて来た。剛毅な性格で、大雑把。その性格とは裏腹に精緻な造形も得意とする。
ローレライ王の理不尽と法外な取り立てに反発し直談判。速攻、投獄され時同じく投獄したての父と知り合い、ひと暴れし脱走。囚人城は半壊、脱走者はガラムとラグナのみ。他は暴動を起こし殿を務めた。
ラグナとは一番長い付き合い。喧嘩と酒仲間。
「アイツを山の洞穴に放り込みたい、っていうか鎖で縛って。重しのっけて。」
オマリー
【商の勇者、オマリー・アルバー】
人間、商人。レージ誕生時32歳。現47歳
元ローレライ王国の代々金子番の家系を持つ。何代にもわたって各国との商いをしており、駆け引きと諸国の人脈を介して他の勇者達を裏から助けた豪商。
慈善事業をしていたが、その事で現ローレライ王と反りが合わず対立。命を狙われた際に本人も前線で戦った傑物。脱走したラグナらを助け、根回しをしてくれた。
弟分のルイーンと裏打ちを演じ、彼に私財の乗っ取り茶番を講じ姿を消した。
「あの無能が路頭で彷徨う様を一度見てみたい。」
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