第51話 プール準備

 先ほどから近くの木からセミの大合唱。そして暑い日差しが痛い。あと下のアスファルトからの熱もヤバイ。俺はなんでこんなところに居るのだろうか。決して暑さ我慢大会を1人でしているという事ではない。


 理由は、帰るな。と言われたからなんだが。数分でもこんな直射日光ガンガンのところに居たら倒れる。


 本当は校舎の中へと思ったが、あ全学年で面談をしているため。そこそこ人が校舎内も通るため。あと終わった生徒はすぐ帰れだったのに校舎内に居るとだからな。

結局俺は長宮さんと会った場所付近の日陰で待機中。が。マジで暑い。


 そうそう。長宮さんが言っていたが蓮花寺さんにも声をかけるとかだったが。少し前に面談が終わった蓮花寺さんがこちらに少しだけ来て。


 ◆


「松尾。ごめん。奈都頼むわ」


 来るなりそんなことを言われた。


「はい?」

「今日この後親とちょっと予定あってさ出かけるんだよ。だから奈都の相手できないから。相手しといて」

「——帰りたい」

「でしょうね。さっき廊下で会ったらなんかニヤニヤしてたもん。奈都。松尾ホント奈都にも気に入られてるからね」

「利用されている。便利屋な気がするんだが……」

「私は便利屋だと思う」


 便利屋とはっきり言われた。泣いていいかな?


「ちょっと?」

「まあまあ、とりあえずがんば」

「——マジでこっそり帰ろうかな」

「奈都が可哀そうだから相手してあげてよ」


 ニコニコと笑顔の蓮花寺さん。なんかここも企んでる?


「嫌な未来予想図しかないんだよな」

「まあ奈都が暴れたら、頭から水でもかけてやったらいいんじゃない?」

「いやいやそれしたらえらいことになるから」


 俺掴まるかな?その前に長宮さんに消される?


「でしょうね。お巡りさん登場かも」

「絶対嫌だよ」

「あとはー。くすぐりの刑とか?」

「いやいやそれもっと駄目なやつ。蓮花寺さんと長宮さんたちがしているからセーフなやつ。男子がしたら駄目なやつ」

「そうかな?でもマジで奈都いい反応するよ?めっちゃ弱いし」

「それこそお巡りさん登場だよ」


 何をしても俺捕まるエンドじゃん。


「私は見てみたいけどね。男子にいじられる奈都。あー、ちなみに松尾。私にしても私強いから。効果なしね」

「そんな情報いらないから」

「ゆえは――どうだろう?」

「聞いてないから」


 どんどん余計な情報が記録される俺の脳内。


「あー、それは松尾の方が知ってるか。って、ごめん親が待ちくたびれるから行く」

「ちょ」

「奈都よろしくー」


 ◆


 なんか突然嵐?が来たのかな?そんな感じでいろいろ言うだけ言って蓮花寺さんは帰って行った。

 そして俺は外で長宮さんを待機中。という事である。すると――。


「おまたせー。ごめん。澪捕まえれなかった。ってか、暑いのにご苦労。すぐ終わると思ったら長くてねー。先生にいろいろ言われたよ」

「マジで煮えたよ」


 絶賛今も煮えているが。


「だよねー。だから私がこの後の完璧なプランを考えましたー、あっその前にはい。冷たいよ」

「うわっと――冷たっ」


 そう言いながら長宮さんは手に持っていた缶ジュースを俺に投げてきた。俺よく反応した。ナイスキャッチ。


「はい。受け取ったから松尾君この後一緒にプールね」

「——はい?」


 俺は今受け取った缶ジュース。多分校内にある自販機の――100円の物を見つつ。これはどうしたら解放されるだろうか。と考えたが――無理らしい。

 笑顔の長宮さんが――怖い。するとスマホを取り出して、なんか操作して、電話をかけだした。

 そして長宮さんはその呼び出し中に――。


「飲みながら待っててもう1人確保するからー」


 とか言っていた。長宮さんが確保する人物。さっきも言っていたからわかる。蓮花寺さんがすでに断っていることから――答えは結崎だろう。俺がそう思った時。


「あっ。もしもーし。ゆえ?」


 長宮さんは何故かハンズフリーにした。スマホを手に持ち俺との間というか。画面を見せる感じで声をかけた。

 なので俺にも結崎の声が聞こえてきた。


「奈都?どうしたの?」

「いやさー。今からプール行かない?」

「えっ!?今から?」


 驚くよね?唐突過ぎて。わかるわかるよ。結崎。


「そう。今から」

「外めっちゃ暑いよ?」

「うん。めっちゃ暑いよ。今太陽の真下に居るからねー」

「あれ?もう奈都外に居るの?倒れるよー。今日35度超えるとかテレビで言ってたし」

「そりゃ暑いわけだー」


 そうそうマジで暑いんだよ。とか思いながら俺は長宮さんにもらった飲み物を飲んでいた。いや、面談だけだしすぐに帰る予定だった俺飲み物とか持ってなかったし。もう受け取った時点で捕まったのなら、冷たいうちに飲もうかと――めっちゃ冷たくて美味しい。


「だから奈都。早く家帰ったら?ってそもそも外で何してるの?」

「今日はねー。ふふふー」

「——えっ?なにそれ」


 怪しく微笑む長宮さん。本当に何それだよ。なんで長宮さんこっちを見ながらニヤニヤ話してるんだよ。怖い怖い。


「まあまあで、ゆえは今日暇なの?」

「えっ……まあ休みだから家に居るけど」

「なら出てきてよ。プールプール。澪には断られちゃったから」

「暑いからそれが普通だと思うけど――」


 普通は家から出たくないよな。確か結崎冷房はガンガン。とか言っていたから。今は快適空間に居るだろうし。


「えー、来ないの?」

「ってかさ。奈都。今度海行くって言ってたじゃん」

「それは夏休みに入ったらでしょー。今日はプール」


 海行くんだ。いろいろ予定がありますね。皆さん。

 俺?ないない。


「でも今から準備してると遅くなるよ?」

「仕方ないなー。じゃあ今日は我慢するよ。じゃ、松尾君2人で行こうか」

「「——えっ?」」


 いきなり話を振られた俺と、電話からの結崎の声が重なった。


「——もしもし?奈都。今なんて言った?」

「うん?だから今松尾君と居るんだよー。面談が同じでねー。で、プール行こう。って捕まえた」

「——松尾君OKしてくれたの?」


 結崎が絶対嘘でしょ。みたいな感じで話しているが。もちろん俺はOKしていないのだが――すでに捕まっている。買収された?俺です。と心の中で思っていた。


「うん。ジュース1本あげたら。それで水着見せてくれるの!?って喜んでた」

「ちょっと待って。長宮さん。俺そんなこと言ってないからね?」


 さすがにツッコミを入れる俺。


「あっ――ホントに松尾君居る」


 俺が長宮さんの言葉に反応すると結崎にも聞こえたらしく。驚いたような声が聞こえてきた。っか、その時俺はあることを思い出した。


「ってか、長宮さん。プールプール言っているけど、俺水着ないけど――?」


 そう。よくよく考えたら水着持ってないよ。である。この高校プールが無いんでね。水着とか必要ないし。

 さらに俺は休みの日にもプールとか海って行かないんで、確か昔に海に行ったことがあるが――昔じゃね。水着なんてもう無いんだよ。何年も前の事だし。


「じゃあ途中で買えばいいじゃん。ショッピングモール寄ればこの時期なら嫌って程売ってるよ?」

「——確かに。ってか今からって言ってるけど。長宮さん水着持ってるわけ?」

「あっ。ないわ」

「「……」」


 俺と電話中の結崎はフリーズ。『あれだけ騒いでいて――』と心の中で思う俺。


「じゃあさ。松尾君。今から水着買いに行こうよ。で、明日朝から行こうよ。学校休みなんだから」

「一応自主学習だが――?」

「私悪い子だから」


  かわいくウインクする長宮さん。いや、かわいかったよ。でも――演技ってわかっているとね。もう呆れるというか。諦めるしかないというか。


「——まあ他の生徒もみんなそうだと思うけど」

「だから今から買いに行こう!あと暑いからアイス食べに行こう!で、松尾君の好みの水着着てあげるからさー。なかなかの好条件じゃない?何でも着るよ?」

「誰もそんなことをお願いしてませんが……」


 実はちょっとマジ?とか思ったのは伏せておく。いや、長宮さんなんやかんやぶっ飛んでいるけど、普通は。というか。美少女なのでね。そんなお方が――って、余計なことは置いておいて、俺と長宮さんが話していると。


「ちょ。奈都!」

「あっ。電話の方忘れてた、はいはーい」

「松尾君を困らさないの」


 そういや電話してたな。と一瞬俺も結崎の事を忘れていた。


「じゃあ、ゆえも今からおいでよー。ってか。もう私たち暑すぎるから早く移動しよう。松尾君」

「それは同意する。マジで暑い。汗がヤバイ。ホント倒れる」


 これガチ。あと数分も厳しいレベル。


「じゃ、ゆえ。もし来るなら後で連絡してー、いつものショッピングモール居るから」

「ちょっ、奈——」


 プチ。


 そこで強制終了をした長宮さんだった。切る上手というか結崎に何も言わせなかった。


「松尾君。マジで移動しよう。もう駄目。くらくらしてきた」


 スマホをしまいながら長宮さんは歩き出す。


「こんなところで電話するから」

「移動移動」


 ということで俺たちは高校前駅へと向かった。

 学校が休み。面談しかしていない為。駅は空いていた。ちなみに何故か駅前の自販機で俺が飲み物を奢ることになったのは――なぜだろうか?

 そりゃ長宮さんに倒れられてもなので、一応買ったが。ってかこれで先ほどももらった飲み物とプラスマイナス0で、俺帰っていいような気もしたんだが――。


「よかったナイスタイミングー」


 俺と長宮さんが自販機に寄って駅の中に入るとちょうど。ホントちょうど大学前方面へと行く電車が入って来た。なので俺はそのまま連行となった。


 ちなみに俺だけがわかったことだと思うが、運転手が楚原さんだった。どうしよう、なんか目が合った気がするんだが。これなんか起こりそう。とか思いつつ俺は長宮さんとともに電車に乗り込んだのだった。 


 車内はいつものようにおしくらまんじゅうではないが。田園方面への電車とは違い少し立ち席の人もいる。

 ちなみに俺と長宮さんは椅子に座っている。長宮さんがささっと車内に入っていって座っていたのでね。俺もなんかその流れで隣に座ることになった。


「今日は空いてるから快適だね」

「これでも俺は混んでいる方になるんだけどな」


 車内を見つつ俺が言う。いや、普段の俺からするとめっちゃ混んでいるに入るな。立ち席の人が居る時点で。


「あー、そういえばゆえや松尾君が乗る方いっつも空いてるよね」

「まあほぼ空気輸送」

「いいなー。こっちは行き帰りとも満員が当たり前なんだから。痴漢とかあってもわかんない。レベルだよ」

「車内でその会話はやめようか」

「あー、松尾君が捕まるね」

「なんで俺が――」

「ってか。ゆえ絶対来るよね」

「えっ?」

「賭けるよ。絶対来る」


 自信満々の長宮さん。ちなみに俺も――来る方に賭けるな。なんとなく来そうな気がしてるし。


「——まあ、俺もなんか来そうな気がするが」

「でしょ?松尾君が人質だからね」

「俺人質だったんだ」

「あと盾」

「——盾?」


 盾ってどういうことだ?なんか飛んでくるのか?飛んでくるとかご遠慮したいのだが……。


「そう。もしゆえが怒ったら。松尾君よろしく。私を守ること」

「何その嫌な役」

「仲良しでしょ?」


 そんなことを言いながらニヤニヤ笑っている長宮さん。今日はずっと笑顔だ。


「——嫌な笑み」

「にひひー」


 そんな感じで長宮さんと話していると電車は大学前駅へと到着した。そして長宮さんがすぐに降りて行ったため楚原さんと遭遇するということはなかった。


 そして俺と長宮さんは駅から少し歩いて、ショッピングモールへ。暑かったよ。


「あー。天国。涼しーい」

「あー、ホント快適」


 これは建物に入っての俺たちの会話。ホントなんであんな暑い時間に外にずっと居たのだろうか。建物内快適すぎる。ここに住みたいレベルだ。


「松尾君。まずアイス食べに行かない?」

「賛成」

「よし。レッツゴー」


 俺はそのまま長宮さんとともに移動する。

 ちなみに館内はそこそこ人が居る感じだった。というか高校が休みだからか。学生が多く居るという感じだった。俺はそんなことを思いつつ。長宮さんとともにいろいろな種類のアイスが売っているお店へ。『あー、久しぶりだな』と思いつつ。お店に入ると。


「あー」

「うん?」


 俺の横を歩いていた長宮さんが急にストップ。そして、ここまでご機嫌だったのに急に嫌そうな?声を出していた。そして長宮さんの見る先には――。


「あー、大木君。在良君」


 俺がぼそりとつぶやくと。


「なんでこんなところで会うんだか」


 再度長宮さんが嫌そうな声で呟いた。


「まあ――そりゃ、休みだからでは?」


 俺と長宮さんが向かったアイス屋さんの先客で大木君、在良君とその他男子、女子が6人?で来ていた。現在ちょうどレジで会計中。アイスをもらっているところだった。


 そしてすでに向こう6人もこちらに気が付いていた。

 ってか。俺と長宮さんは制服だから、目立つっちゃ目立つな。今日は休みの人の方が多いんだから。

 ちなみに向こう6人は全員私服。俺は、在良君大木君以外の4人は見たことあるかな?なので他クラス。または他学年の生徒と見られる。同じクラスならごめんなさいと言っておこう。


 そしてなんか――どちらも微妙な空気。


 向こうからもどんなコンビ?みたいな視線と。女子数人がコソコソというのか。俺達を見つつ話す声がすこし聞こえてきている。

 そして俺と長宮さんもこれどうするの?的な感じだった。


 するとまず大木君が声をかけてきた。


「長宮。何してるんだ制服着て」

「——今日面談」


 長宮さん超つまらなさそうに。いや、面倒って言う感じで答えていた。


「あー面談ね、おつおつ」


 すると今度は在良君が話しかけてきた。


「長宮さんも暇ならこれから映画行くんだけど来る?」

「——はい?」


 するとドスの利いた声?というのだろうか。いや、そこまで低くは。だが。何で?というオーラがバンバン溢れている長宮さんの返事が聞こえてきた。

 あの――ちょっと空気が悪いと言いますか。まだここの関係ダメなのね。知っていたけど。


 っか俺と大木君在良君がこんな空気ならわかるのだが。いや、この前クラスマッチでいろいろありましたからね。でもこっちはその後少し話して――って、普段からもともと関わりなかったから。特にその後は。だったんだが。


 なんで長宮さんとの関係の方が悪いのかね。である。

 っか。よくよく考えると今この場に居ないことになってる?気のせい?完全に視線すら合わないというか。俺の方を見ているのは2人の後ろに居る女性4人だけ。まあ俺は別にいいけど。ってか、長宮さんが前に言っていた演技?だっけ?その可能性もやはりあるというか。俺相手にされてませんね。とか俺が思っていると。


「あいにく今こっちはデート中」

「——はぃ?」


 間抜けな返事を言ったのは俺だ。いやいや唐突になんか長宮さん言い出したのでね。びっくりというか。もう『へっ?』だよ。


 そして向こう側の数人——いや全員か。嘘だろ?みたいな感じ。反応だった。

 って、マジで長宮さん何言ってるの?向こうめっちゃざわざわしてますが――これ収拾つかなくなるよ?


 あと、お店のレジ前でこれやめない?お店の人が固まってる。他にお客さんが居ないのが幸いかもだが――とか俺が思った時。


「ついに松尾に弱みでも握られたか?」


 大木君が少し笑いながら聞いて来た。そりゃ冗談、そんな感じに思うこともあるだろう。俺なんて意味わかんない状態だし。


「はっ?そんなことあるわけないでしょ」


 ってか。ヤバイヤバイ。長宮さんの怒りゲージが溜まっている。さすがに俺もう逃げたい。でも一応一緒にここまで来たので。


「ちょちょ長宮さん。あまり熱くというか。適当なことを――」

「どいて」


 しっしっ。ではないが。長宮さん詰め寄ろうとしていたので俺が止めると無理に突破――ではないが。噛みつきに行きそうな状態だった。


「いやいやお店で揉め事はやめよう」

「——」


 ホントいきなり殴りかかりに――いや、蹴りに行こうとしたのか。長宮さんがそんな行動をしそうになったため。俺は仕方なく。長宮さんの前に立った。

 すると、俺が盾。壁?になったからか。長宮さんは何とか止まってくれたが。ってなんで大木君もそんなこと言ったかね。


「まあいいや、別に関係ないし。映画始まるから行こうぜ」


 すると大木君はそう言い。残りのメンバーを連れてお店を出て行った。って――長宮さん睨みすぎ。睨み過ぎだから。怖いから。あと――向こうは向こうで女子数人と在良君も――こっち見すぎというか。睨んでる?って、みんな見てる?もう嫌だ。


「……」

「……」


 ちなみにお店の方2人。お姉さん2人が――こちらを微妙な顔をしてみていた。

すみません。ご迷惑おかけしました。お詫びにちょっと――多めに買います。


ということで。


「長宮さんクールダウンしよう。俺が奢るから」


 俺は長宮さんとともに受付に向かう。


「——なんかもやもやだけど――じゃ……トリプル」


 長宮さん決めるのは早かった。


「——マジですか」

「マジ。トリプル。マンゴー、チョコ、チーズケーキ」

「どんな組み合わ――いや。うん。大丈夫です。コーン?カップ?」

「カップ」

「はい」


 少し不機嫌になってしまった長宮さんをなだめるため。俺は言われた通りの商品を購入することに。


「えっと――カップのトリプルで、マンゴ、チョコ、チーズケーキ。あとカップでチョコチップを」


 俺は注文してお金を払い。商品を受け取る。そして椅子に先に座りに行った長宮さんのところへと持っていく。


「はい」

「サンキュー」


 先ほどよりは落ち着いた長宮さんにカップを渡した。機嫌はよくなったかな?

 ってか、俺——パシリみたいな感じにお姉さんらに見られてたかな?とか思いつつ俺も長宮さんの前の席に座り。アイスを一口。

 ——美味い。ちなみにアイスを食べだした長宮さんすでにニンマリ顔だった。美味しいものは最強か。怒りゲージが下がるのはいい事だ。


 ♪♪


 すると俺のカバンの中でスマホが鳴ったのだった。

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