愛を拗らせた青年の最恐の告白
- ★★★ Excellent!!!
- 香澄るか
ホラーが得意なきさきみなさんが、遂にカクヨムへ進出!!
主人公の御曹司・聖一朗は、子供では無い年頃ながら中身は幼い子供のようで、度々奇怪な言動を繰り返しては、周囲を困らせ、怖がらせ距離をつくっていた。
『あんな人は誰も好きにならない』
女中たちは陰でそんなふうに言うが、彼には想う人がいた。女中の花子だ。
子供の頃から自分の面倒をみてくれて、唯一の理解者である彼女が、何より好きだった。
しかし、彼女に見合いの話がきたことを知った聖一朗は、次第に恐怖で花子を縛り付けようとし始め、ついには、驚愕の一手に出る。
最初から最後まで気持ち悪さが拭えないのに、何故だか読むのを止められない作品です。笑
まんまと罠にかかってしまってる……⁉︎
恐怖と愛の究極の片想い、ご覧あれ!!