●電撃大賞に応募しました。

 たまにはカクヨム外の公募の話を……。

 ということで、4/10締め切りの『第28回 電撃大賞 電撃小説大賞』に応募してきました!

 カクヨムを始める前は公募オンリーで活動していたのですが、電撃大賞はここ数年の一番の目標だったので、まずは今年も無事に応募できてほっとしています。


 電撃文庫と言えば、業界最大手のライトノベルレーベルだと思います。

 新人賞の応募数も多く、受賞のハードルが高いと長年思っていました。なので避けてしまっていた時期もあったのですが、やっぱり電撃文庫への憧れは止められず……。最近また挑戦している、という訳なんです。


 電撃大賞の受賞作のイメージは、流行りものというよりも単純な面白さや、作品に対する作者の情熱が伝わってくるもの……だと、個人的には感じています。

 普段読んでいるライトノベルも電撃文庫のものが多いので、受賞作でおすすめの作品を少しだけ挙げてみようと思います。



『声優ラジオのウラオモテ』

 著者:二月公

 第26回電撃小説大賞の大賞受賞作。4巻まで発売されています。

 まず始めにこの作品が大賞を受賞した時、「声優がテーマの話が大賞に……!?」と衝撃を受けた覚えがあります。

 女子高生の声優二人の可愛らしい話……というだけではなく、読むと伝わる情熱の強さ。巻を重ねるごとに熱さが増していって、キャラクター達も好きになる。そんな作品です。


『オーバーライト』

 著者: 池田明季哉

 第26回電撃小説大賞の選考委員奨励賞受賞作。2巻まで発売されています。

 グラフィティ――主に壁などにスプレーで書かれた落書きのこと――を題材にした作品です。

 私もこの作品を読むまでは、グラフィティのことは全然知りませんでした。なのに文章だけで伝わってくるんです。グラフィティのことも、グラフィティを通して伝えたいことも、すべて。

 まさしく作者さんの「好き」が詰まった素敵な作品です。

 グラフィティならではの鮮やかな表紙にも注目です……!

 

『こわれたせかいの むこうがわ』

 著者:陸道烈夏

 第26回電撃小説大賞の銀賞受賞作。2巻まで発売されています。

 ポストアポカリプス×二人の少女の物語。

 この物語の大きな注目ポイントは、「ラジオ」が関わってくるというところです。

 ヘヴィーな脱出劇の中にラジオが自然と溶け込んでいて、新鮮な面白さでした。

 二人の少女の物語ですが、百合というよりも友情! なイメージでした。


『ユア・フォルマ 電索官エチカと機械仕掛けの相棒』

 著者:菊石まれほ

 第27回電撃小説大賞の大賞受賞作。1巻まで発売されています。

 先月発売された新作で、私も読了したばかりなのですが……終始、圧倒されながら読んでいました。

 機械系少女×紳士系機械のSFバディ刑事ものなのですが、普段SFを読まない私でもすっと設定が頭に入ってきて、気付けば読み入っていました。

 そして何より、メイン二人の関係性にニヤニヤします。

 性別問わずおすすめの作品です!



 ……という感じでしょうか。

 電撃大賞は一次選考すらハードルが高くて不安もあるのですが、今は良い結果が出ることを祈るばかりです……!(>_<)

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