第24話 人喰い鬼編⑦
「ふぅ、、」
俺はひとまず安堵した。
俺の能力は元からある鉄を変形させるのは、魔素をあまり使用しないが、何もない空間に鉄を創造させるのは、とてつもなく魔素を使用する。
おかげで体がダルい。
「俺の、、水ッが、効かァ、、ない?」
手を伸ばした姿で硬直したそいつは、
肩を震わせている。
、、、いや待てよ?!
確か異能は異人1人につき1種類しか持たないはず。
ってことは水系統のこいつは、さっき攻撃を仕掛けた電気系統の奴とは別人か
「悪いが、おまえの相手を長々とすることが出来な
くなった。
とっとと終わらせよう。」
「舐めるなよォ?!」
俺も相手も真っ直ぐに駆け出す。
コンマ0.1秒の間にも俺の頭はフル回転されている。
「神速・5閃!」
俺は相手に向けて刀を振る。
相手は無駄のない動きでそれを避け、
俺の鳩尾を容赦なく殴りつける。
「んぐっ!」
嗚咽をもらしながらも、俺は相手から目を離さない。
「おまえのクセはもう把握した」
「はぁ?」
相手が俺の横腹を蹴ろうと、体を傾ける。
その隙に叩き込む!
俺は刀を放り捨て―
「発勁ッ!」
とびきり強い発勁をプレゼントした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます