lesson7 森は好きですか?

 エミリーとヨウコは宝石を手に入れるため、東の森にやってきました。

 ここは二人が出会った森よりも大きな森です。


「キャンプがしたいですね」

「エミリー、この服では虫に刺されます」

「私はガールスカウトにいました」


 エミリーはヨウコの話を聞いていません。

 しかし、エミリーは虫除けの魔法が使えたので問題ありませんでした。


 エミリーはヨウコを守りつつ、ゴブリンやスライムなどの魔物を倒しながら森の奥へと進みます。


「エミリー、一人の方が楽ではありませんか?」

「ヨウコがいないと寂しいです」


 すると、二人の前に大きなトロールが現れました。

 トロールは宝石を守っています。


「あれはドーソンおじさんに似ています」

「エミリー、気をつけて下さい」

「とても大丈夫です」


 トロールは棍棒を振り上げます。

 すると、エミリーはトロールの股間に大きな石を投げつけました。

 トロールは苦しげにうずくまります。


 しかし、トロールは歯を食いしばり立ち上がりました。

 すると、エミリーはトロールの股間に大きな石を投げつけました。

 トロールは苦しげにうずくまります。


 しかし、トロールは唇を噛み締めて立ち上がりました。

 すると、エミリーはトロールの股間に大きな石を投げつけました。

 トロールはもう起きあがってはきませんでした。


「とても簡単です」

「彼はかわいそうです」


 こうしてエミリーとヨウコは一つ目の宝石を手に入れました。

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