第33話 食料をみんなに分けてあげたい
ある日のポートフロンティア学園でのこと。
「晴斗くん、何をしているの?」
「夕食を注文している最中だ。いつもこれを使っているからな」
「なるほど!」
晴斗は、スマートフォンを使って夕食を注文している。このように、横中はテイクアウトやデリバリーを行っている飲食店が多いのだ。
すると、
「大変だ!
チララが
「晴斗くん、ここで待ってて!」
「わかった!」
つぼみは、急いで家庭科室へと向かう。
そこには、シェフに
「あら、またお会いすることができて
「本日の
「台所の魔獣だ!」
怪盗トリオの合図で、おたまやフライパンなどのキッチン用具を使った台所の魔獣が現れた。
「さあ、変身よ」
つぼみは、プリンセスミラーでラブリーピンクに変身する。
「プリンセスジュエル、セット!プリンセス・ドレスアップ!」
つぼみは、ピンクの光に包まれていく。
「
ラブリーピンクが現れると、魔獣がタマネギを使って
「うひゃー!」
「ぎゃー!」
「ちょっと、何をするんですの!?」
「タマネギは
怪盗トリオの目にタマネギの
「俺たちも負けてないぞ!」
「あらよ!」
すると、ガンマが調味料を持ってきた。
「左から、
「料理のさしすせそだ!料理の味付けの基本になる五つの調味料、それらを使うときの順序を覚えるための
ラブリーピンクとチララは、どんな調味料かを
「ちゅぴ!」
そして、チララは、怪盗トリオにこう呼びかける。
「食べ物は大切に。食品ロスなんて
すると、魔獣の動きは止まった。
「今がチャンスだ!」
「さあ、行くよ」
ラブリーピンクはローズクォーツのマジカルジュエルをプリンセスミラーにセット。その力をプリンセスバトンロッドに
「プリンセスステージ、ライブスタート!」
ラブリーピンクによる魔獣の浄化が始まった。
「It’s all right.」
「その先の未来へ」
「見果てぬ世界へ」
「歩いていこう」
「きれいごとは完全に」
「耳を向けないで」
「ずっと心の中に」
「正義があるよ」
「君が語る言葉に」
「なぜか 勇気が」
「
「It’s all right.」
「一人じゃない」
「仲間がいる」
「喜び
「It’s all right.」
「La la la…」
「It’s all right.」
「その先の未来へ」
「見果てぬ世界へ」
「歩いていこう」
「It’s all right.」
「ローズクォーツの
ラブリーピンクはプリンセスバトンロッドでパステルピンクのハートを
「ちゅ、ちゅ、ちゅっぴー!」
と、チララが魔獣のコアから出てきたマジカルジュエルのありかを察知。そこにたどり着くと、
「キャッチ!」
とマジカルジュエルを回収することに成功した。それをラブリーピンクのプリンセスミラーに認識すると、
「チャロアイト。
「それではみなさん、また次回輝く世界でお会いしましょう!プリンセスステージ、ハッピーフィナーレ!」
ラブリーピンクが勝利宣言すると、
「もう、また負けちゃったんじゃないの!」
「今日は勝てると思ったのに!」
「次という次こそは絶対に勝つ!」
怪盗トリオはこう
それから、
「お待たせしました、ビビンバでございます!」
晴斗のもとに夕食が届いた。
「これは代金です」
「ありがとうございます!」
夕食を受け取った晴斗は、喜んで食べるのであった。
一方その頃、
「プリンセスドールズの活動に欠かせない栄養素。それは、タンパク質・
チララはつぼみたちにあることを伝える。
「肉や魚にあるタンパク質」
「構成するアミノ酸の数や種類、結合の順序によって種類が異なり、分子量が数千万から億単位になるウイルスタンパク質まで多種類が存在する。連結したアミノ酸の個数が少ない場合にはペプチドと言い、直線状に連なったものはポリペプチドと呼ばれることが多いが、名称の使い分けを決める明確なアミノ酸の個数が決まっているわけではないようである。タンパク質は、炭水化物や脂質とともに三大栄養素と呼ばれ、各々の英単語の頭文字を取って『PFC』とも呼ばれる。タンパク質は筋肉や
「レタスに多い食物繊維」
「人の
「レバーに
「葉酸は緑茶にも含まれていますよ」
「葉酸は水溶性ビタミンに分類される生理活性物質である。プテリジンにパラアミノ
そのうえで、
「マグネシウム・
「はい!」
「あい!」
チララは、しっかり食事をすることを呼びかけた。
「
その時、ポートフロンティア学園の家庭科室にいたチャミィはこうつぶやくのであった。
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