月面戦争:Round1
25.Round1−1 Side「かぐや姫」
2025年4月5日。
いきなり地球がもうひとつ増えた。
月を挟んで反対側に、いきなり地球がもうひとつ増えた。
そして、月を挟んだふたつの地球は、月の覇権をかけて争うことになる。
全てを
〜 条約1:月に生命を派遣してはならない。 〜
ふたつの地球は、互いに、もう、十二分に知性とモラルが発達していたのだ。
ふたつの地球は、互いに、無用な殺戮行為を、
そして、その条約が結ばれた結果、ある一方の地球の命運は、たった一人の天才科学者、そしてその娘のパイロット、そしてその親友のオペレーターの少女のみに
・
・
・
2027年6月1日。日本時間、正午。
オペレーションルームに、ふたりの
ひとりの少女の名前は
真剣に見つめていた。
両手でおっぱいを触りながら、真剣に見つめていた。
もうひとりの少女の名は
そして、目をみはるほどの豊かなおっぱいを、
〜 9『
〜 1『
〜 10『
「うんうん、今日もいっさい
両手でおっぱいを触られながら、タロットカードをめくった
「……うん」
警報ブザーが鳴り、ふたりの少女は持ち場につく。
月にあるロボットを、地球のオペレーションルームから、
「『オルカ Mark-III』出撃します!」
・
・
・
月のハッチから、一体のロボットが飛び発った。
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