第30話 ◇登場人物紹介?

〇カーズ・フォン・ウィンドウ(攻略対象1)

ウィンドウ王国第一王子にして現・王太子。青紫色の髪と深紅の瞳を宿す美男子。成績優秀で運動神経抜群の文武両道で、女性に多大な人気を誇る。女性に興味がないはずだったが、とあるきっかけでマリナに強く執着するようになった。サエナリアのことは政略結婚の婚約者としてしか見てこなかった。



〇護衛二人(モブ)

カーズの外出時の護衛(苦労人)。



〇ベーリュ・ヴァン・ソノーザ(敵)

ソノーザ公爵家当主。黒目で茶髪のオールバックが特徴の壮年。出世欲が強く、家族愛が薄く、野心に囚われたせいか家庭を顧みなかった。過去に実の両親と弟を追い出したり、妹を無理矢理政略結婚させたという噂もある。娘たちのことも情はあるが政治の駒としか思っていなかった。



〇ベーリュの側近執事

ガタイのいい黒髪黒目の執事。年はベーリュと同い年だが、もっと年寄りにも見える。



〇ネフーミ・ヴァン・ソノーザ(敵)

金髪の髪を後ろにまとめた碧眼の淑女。年齢よりも若そうな外見をしている。長女のサエナリアが自分に似なかったため、自分に似たワカナを可愛がる。その結果、長女は蔑ろに、次女は溺愛するという家庭を築いてしまった。



〇ワカナ・ヴァン・ソノーザ(悪役令嬢2)

腰までかかる長い金髪と碧眼の美少女。性格は我儘で傍若無人、傲慢。実の姉や使用人のことを道具としか思っておらず、父親に対しても情は薄い。屋敷では母親が甘やかした結果、今の性格が形成された。学園では笑顔を振りまけば勝手に男子にモテてしまうため、同性には嫌われている。



〇マリナ・メイ・ミーク(ヒロイン)

成り上がりのミーク男爵家令嬢。ボブカットの濃い茶髪に大きくクリクリとした碧眼の瞳をパチパチとさせた可愛らしい少女。とあるきっかけで王太子カーズと公爵令嬢サエナリアに関わるようになった。サエナリアに苛められているという噂が立つが実際には友人となっていた。



〇ソノーザ家の屋敷の使用人(モブ)

ソノーザ公爵家につかえる侍女と執事の集団。ワカナの我儘によって年若く経験の浅い美形集団になった。




★ミルナ・???(モブ)

サエナリアの唯一の専属侍女。ポニーテールの黒髪に黒目、平凡でそばかすのある眼鏡の少女。目つきが鋭くて初対面の者には冷たい印象を与える。サエナリアのために行動することを生きがいとしている。



★サエナリア・ヴァン・ソノーザ(悪役令嬢1)

黒目で薄い茶髪の地味で平凡な顔の少女。妹より髪を短くしているが、これは過去に妹に強要させられたからである。ソノーザ家では母と妹にないがしろにされていたが、侍女のミルナだけは味方をしていた。学園では。マリナと友人になった。現在は行方不明。

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