体調がすぐれなかった事が多かったアヤが、妊娠してしまったのです。

朝検査薬で調べたら、くっきりと線が出ていて、夜もう一度調べても、陽性反応が出てしまったのです。

「産みたい」と訴えるアヤと彼に対して、美由の母親は冷たかった。産むのを反対され、堕胎手術をさせられてしまいました。

アヤはその子に『歩』と名付けました。

“もう一生、子どもは要らない”と言っていました。

手術後は彼も変わらず優しく接してくれていましたが、3ヶ月が過ぎた頃、いきなり性行為を求めてきました。

しかも妊娠前と変わらず、避妊具はつけず。

その行為にアヤは落胆し、彼と別れることを選びました──。

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