あとがき
ありがとうございました!
竜魂の巫女、これにてひとまずの終わりとなります。
『光剣~』がボーイミーツガール、『新米~』が戦うヒロイン、そして今作のテーマは異世界交流でした。
ですが交流は決してメリットばかりではありません。利害が対立すれば衝突しますし、それによって戦争に発展することもあります。
果たして今回のいくつかの出会いが勇者ギルドにどのような結果をもたらすのでしょうか?
同時にユグドラシル、エルゼスト帝国にも何らかの変化をもたらすことは間違いありません。
果たして喰らうモノと言う恐るべき敵に対して強力な味方となるか、それとも厄介な敵となるか楽しみですね。ええ、まだ先の事は作者にも分かっておりません(笑)
もう一つ書きたかったのは意志を持つ者同士の対決です。
厳密に言えば喰らうモノにも意志はありますが低位の喰らうモノは喋りませんし、高位の存在でも吼えるだけで会話は出来ません。
ロボット物が好きな自分としてはライバルが互いの名前を叫び激突する場面を描きたいのですが喰らうモノ相手ではそれは永遠に無理。なので今回、命令に忠実な軍人ゼスカルとマルフォート、そして人語を解する竜の女王ことラーを登場させ勇者たちの敵対者として描きました。
なので作者的に今回の見せ場は中盤のルカvsゼスカル、終盤の龍見vsラーでした。書いている時は楽しかったですが、見返すと状況の書き漏らしが多く勢いだけじゃ駄目だなと改めて思いました。精進あるのみですね。
ちなみに今作は当時読んでいたTRPGリプレイ本を意識して書いていました。
PC① 主人公(龍見)
PC② ①の導き手(ショウ)
PC③&④ ②の仲間(ルカ&ヴァイシュ)
PC⑤ 外部の協力者(イルマ)
幕間はマスターシーンですね。
その為当初は第三章(龍見が登場する場面)まで導入シーン、つまり序章でした。あまりに序章が長すぎるためイルマの登場シーンまでを序章としたのですが、そのため誰が主人公が分かりにくくなってしまいました(汗)
あと書きたかったのが東洋の龍と西洋のドラゴン対決でした……が、話の流れで書けずじまい。いつかリベンジしたいですね。
最後に。
このような拙い作品に僅かでも時間を割いてくれた全ての人に感謝を。ありがとうございました!
それでは次回作でまたお会い出来たら幸いです。
カエリスト
竜魂の巫女 ~輝石物語~ カエリスト @KERT
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